講談社のモーニングに連載されていた漫画をドラマ化したもので、宮城県(原作では北海道)の音臼村で起きた「音臼村小無差別殺人事件」で死刑判決を受けた佐野文吾を助けるために、その子供である主人公の田村心が過去と未来を行き来して事件の真相を暴いていく(過去を変えていく)、タイムトラベルの物語です。
タイムトラベルの物語となると、「過去を変えちゃダメ」や「過去の自分と会ってはいけない」などの暗黙のルールがありますが、でもこの物語はその概念を壊し、過去をどんどん変えていってしまいます。
その結果、更に現在が悪くなってしまったりなど、今までのタイムトラベルものとはちょっと違っています。
またこの物語はサスペンス・ミステリーの要素をかなり含んでいますが、実は柱になっている部分は「家族愛」で、ストーリーの中に必ず涙腺が緩むシーンがあります。
その時に流れてくる音楽がこのドラマの主題歌、Uruの『あなたがいることで』です。
第4話での岸田由紀が被害者遺族に対して熱弁を振るうところがあり、そのシーンでこの音楽が流れてきましたが、もうかなりヤバいです。
この『テセウスの船』、今までのタイムトラベルものとは全く違い、色々な要素が含まれているからストーリー自体が凄く面白いですし、更にキャストの演技力によってドラマの質が非常に高くなっています。
あっという間に4話まで終わってしまい、もう今から終わるのが惜しいドラマに感じますし、ここ最近にないとても素晴らしいドラマだと個人的には思っています。
日曜の夜が待ち遠しいなんて、なかなかないです。
