映画鑑賞『ラストレター』 | FC雑感記

FC雑感記

サッカー中心のブログから、その時々の出来事などの幅広いテーマを書きたいと思います。「こんな考え方もあるのか」程度に思って頂ければと思います。






この映画を表す1枚の写真。

仙台市と白石市をメインロケ地とした映画、『ラストレター』を観てきました。

仙台市と白石市の美しい風景がスクリーンに映し出され、地元を知る人間としてはそれだけでも満足ですし、ストーリーも凄く穏やかで良かったです。

前半は松たか子が演じる岸辺野裕里の目線で物語が進み、後半はいつの間にか福山雅治が演じる乙坂鏡史郎の目線で物語が進んで行くのですが、この切り替わりの部分が凄く自然で違和感がなく、シームレスな繋がりはさすがだと感じます。

それと物語の中心となる女優さんたち(松たか子、広瀬すず、森七菜)の演技力は本当に素晴らしいです。

とくに昨年の『3年A組-今から皆さんは、人質です-』から『天気の子』、そして『全国高校サッカー選手権大会の応援マネージャー』とブレイク中の若手女優、森七菜の透明感のある演技力には驚かされます。

広瀬すずもそうですが、ふとした何気ない仕草がストーリーに深みを持たせることが出来る女優さんで、しかもまだ18歳でこれが出来てしまうのですから才能があるのでしょうね。

広瀬すずと森七菜、いずれこの二人が日本を代表する女優になるのもそう遠くはない話です。

この物語、凄く柔らかい色の感じの映画となっていて、観る人によってはあまり印象に残らない映画かもしれませんが、ただシーンの端々に色々な意味を持たせていますし、それらの意図が分かるとこの映画の評価が全く変わってきます。

負の部分をあまり強調して辛くさせない、観る側に前を向かせる温かい映画で、最後の遠野鮎美(広瀬すず)が振り返るシーンは、映画の始まりと同じシーンを持ってきています。

なかなか奥が深いワンシーンです。

個人的には凄く良い映画だったと思います。