こんばんは。
内田みち代です♡
イタリアで最高峰の貴族のマナースクールで
お勉強なさった伊東香苗先生が遊びに
しらして下さいました。
つねにお懐紙をお持ちになり、その文化を広めたい活動をしています。
ヨーロッパでは貴族の家庭に生まれた女性たちは、女主人のお役目、
まずお料理、気の利いた会話、インテリアなどを徹底的に教え込まれるそうです。
そう考えると日本と同じですね。
日本はそれに加え、
季節感、食材の豊富さ、年中行事と素晴らしい文化がありますね。
南北に広い地形は山、海、川の美味しい物の宝庫です。
私のお料理の手際の早さは、主人のお客様が多い事なんですよとお伝えしたら、
あらそれって、ヨーロッパ式の商談なのねと。
ヨーロッパでは、お家を見せて、ワイフを見せて、お食事、
そして商談にすすむそうです。
日本では、商談まではないですよね。
日本でも家系が古い場合は、親戚がかなり多くなりますので、おもてなしも大変です。
心のこもったお料理、会話、年中行事。
私のお友達は今でも年中行事で、親戚の人数もあり、集まりが多く、お料理が大変との事を聞いています。
ご先祖様のひな祭り飾りまで細々と。
私の実家は本家ではないですが、
やはり親戚の集まりでは、お鮨の店屋物はもっての外でした。
子供ながらに、近所の美味しいお鮨屋さんで出前もしたら良いのにと思っていました。
その事が、今になると心のこもったおもてなしが
大和心も言う事が分かりました。
昔は、今より大変だったのは障子の開け閉めだったようです。
まだテーブルになった分だいぶラクですね。