大切な時間を遣って、こちらにお越し下さりありがとうございます。
さて皆様は「この附属園に合格できたらいいなあ。」と考えながらも、何から始めたらいいのか悩まれていらっしゃる方が多いと思います。
私のお教室をお尋ね下さる方の大半は白百合学園幼稚園と東洋英和幼稚園を御志望のご両親様です。モンテッソーリ教育を柱とする白百合と、自由保育で自然と伸びやかに戯れ遊び尽くす英和とでは、御教育方針は対極にあるようにおもいませんか。
それぞれの園にマッチするお子様のタイプが違うかとも思いきや、両園に合格を頂く方も少なくありません。今年も両園からご縁を頂き、どちらに進学しようかと嬉しい選択をしているご家庭もいらっしゃいます。
知育もなく、母子分離もしない東洋英和の考査と、母子活動や知育もある白百合とどちらにもご縁の頂けるお子様はどんなお子様か気になりますよね。
その共通点は、お子様ではなく御両親様にあります。
ではどんな御両親様かというと、お嬢様から放たれるマイナスの感情をただ押さえ込むのではなく、
「いやなことをイヤだって、これほどまでに言えるのは、家庭が安心の場になっているのだな。」
と、子育ての難局面に明るさを持って対応できるお父様、お母様です。
特に東洋英和幼稚園は、感情をしっかり表現できるお子様を好まれます。つまり、それは御両親様から条件付きの愛情を受けていないことの証になるからです。
よい心の私も、ちょっぴり悪い私も大好きでいてくれるママとパパの存在が、ありのままの私でいていいという自信になるのです。
マイナスの感情を受け入れられた経験は、自分の心を調整する力を育み、それが「わきまえ」
として現れ、白百合でもご縁を頂けるお子様になります。
でも、育児は24時間365日さらに激務です。
ヤダヤダさんになったら、「はあ、、、」って、溜め息もでますよね。それが家事をしてる最中だとしたら、笑顔で対応するのは不可能です。
「泣きたくなるほど、まだやりたかったんだよね。」
「怒るくらい、いやだったんだよね。」
「本当はまだ帰りたくないよね。」
まず一旦は、気持ちを丸ごと受け止めてみてください。
ただそれだけ😊ほんとに一旦受け止めてあげるだけで、グズグズさんが短くなります。
「まだやりたいよね、わかるよ!でもね、おいしいほかほかご飯を食べて欲しいから終わりにしようね。」なのか、
「もう、ご飯だから途中でも終わりして。」
だと同じ終わりを告げる言葉でも心への響き方が全く違います。
お子様に毎日掛ける言葉に受容力をプラスするだけで、親子の関係がぐっとよくなります!!
「そうだよね、わかるよ。」の魔法でグズグズさんが笑顔になりますように。