あるスポーツ選手の入学の話題で、盛り上がった今週末ですが、ちょっとスタンフォード大学があまりに遠い、雲の上存在の発言ばかり。日本ってそんな国だったんだ〜と正直思ってしまった。
スタンフォード大学のお膝元に20年住んでいたため、卒業者はわんさかいるし、スタンフォード大卒に関わらないで生活はできないほど日常的だった。
子どもたちの幼稚園の先生もスタンフォード卒、
スポーツ講師もピアノの先生もスタンフォード卒。
かかる医者もスタンフォード卒、
PTA保護者会はスタンフォード卒が多かった。
同じくらいUCバークレー卒も多かったけれど。
小中高の先生方にスタンフォード大学卒の先生方もいらした。
同級生達がスタンフォード大学に入学していった。
同じ学年から4名くらいスタンフォード大学に進学する。
同じCity内だと16人前後。
小さなCityなので幼稚園や小中学が一緒だったりして大体誰かわかる。地元だとRoyaltyで入学するとすぐに噂になる。親族の中で107年以内に7名卒業者がいると、最優先で入学の可能性が上がるのである。昔は兄妹入学も多く、その7名を抑えている家族も結構いた。
Royaltyがある人は皆さんスタンフォード大学に進学すると思いきや、結構そうではない。親族に多すぎるから、行きたくない、という人たちも結構いるのだ。これこそ雲の上の存在だと思う。
Googleの創始者二人はスタンフォード大学大学院だけ。Netflixの創始者も同じく大学院だけ。皆さんが知っている大企業のCEOはスタンフォード卒とは限らないかも。
いずれにせよ、スタンフォード大学卒の日本人はとても少ない。過去の歴史上学年に0〜4名だけ。これは日本からの日本人ということで、アメリカ生まれの日本人はカウントしないんだけれどね。ほとんどが大学院だけ卒の日本人じゃないかな〜。それもあって日本人の卒業生は貴重である。
イーロン・マスクはスタンフォードに入学して数日でやめたとかってなっているけれど、そもそも彼はアメリカ国内のどこの大学も卒業できていない、学歴詐称じゃないかともっぱらの噂である。だって学生時代の話を一切しないから。でも在籍していたといわれている各有名大学はだんまり。だってここまで有名になったイーロン・マスクが卒業生ってことになっていたほうが大学にとって得だから。だから、だんまり。
アメリカってつくづく自分にとって損か得か?の国だと思うと、ちょっと嫌になる。