6月1日に東海道線静岡地区において315系の運転が遂に開始されました。

今回は運転開始1週間後に静岡地区の315系と313系300番台に乗車しましたので、その様子をお届けします。

 

東海道線で品川から熱海まで来ました。

 

熱海で電車を降りると、早速315系の普通浜松行きが停車していました!

これまで名古屋でしか見られなかった315系が熱海にいる時点で超凄いと感じてしまいます。

 

伊豆急8000系の無塗装車との並びです。

 

今回のスタート地点は熱海です。

青春18きっぷとかで移動していたらこのまま浜松行きに乗車していましたが、今回は品川から熱海までSuicaで移動したので、熱海で一旦改札を出る必要があった為315系には乗車しませんでした。

 

熱海10:00発の普通浜松行きで三島まで行きます。

 

浜松行きの車両は211系5000番台×2でした!

静岡の211系は315系に置き換えられ、2025年3月までに引退する事が決定しています。

既に廃車も発生していますが、一部編成は三重県の三岐鉄道に譲渡されています。

 

湘南色の211系同士が連結する光景もまもなく見納めになります。

 

211系特有の横長方向幕も静岡から消滅します。

 

車内もカバー無しの蛍光灯や、吊り革の数が313系と比べて多い等の211系特有要素があります。

この列車は熱海から浜松まで2時間半トイレ無しという過酷運用ですが、211系が引退すると全てトイレ有りの車両になるのでそれも無くなってしまいます。

挑戦したい方は引退までに乗ってみる事をお勧めします。

 

三島で降りました。

 

ここからは315系運用が来るまで、ひたすらホームでの車両撮影に没頭します。

三島発沼津行きの313系が停車していました。

 

沼津行きの運用は何と313系1300番台×2でした。

車内が転換クロスシートなのが特徴です。

 

その後熱海行きと浜松行きがほぼ同時に入って来ました。

 

211系はまだ割と残っていますが、数ヶ月後には結構減ると思うので今の内…と思い咄嗟に撮影してしまいます。

 

熱海寄りに313系8000番台を連結していました。

 

思えば衝撃の8000番台静岡デビューから2年経ちましたが、今でも8000番台はレア感というかプレミア感が強いです。

元が有料ライナー車両というのもあるかもしれないです。

 

その後E257系の特急踊り子修善寺行きが入って来ました!

 

修善寺行きの特急踊り子は三島でJR東海道線から伊豆箱根鉄道駿豆線に直通します。

東海道線から駿豆線への連絡線です。

 

 

連絡線を通るE257系です。

 

211系6000番台+313系2300番台の4両編成の浜松行きが来ました。

315系は4両編成なので、315系導入と同時に4両運用が全て315系に変わるかと思いましたが、315系は313系300番台と連結した6両運用に導入されたので予測は外れました。

 

211系の熱海行きの横に停車する313系、こんなのも思わず撮影してしまいます。

 

そして今回1番の目玉、315系の熱海行きが入って来ました!

 

315系特有要素の1つ「次は○○」が静岡の駅名で見られるのも斬新です。

 

315系の運用は基本、熱海寄りに315系、浜松寄りに313系300番台が連結されます。

 

先程の熱海行きの折り返しとなる、11:50発浜松行きに乗車します。

 

313系300番台+315系の普通浜松行きが来ました!

 

この列車で三島から静岡まで行きます。

 

静岡地区では初となるLCD表示器です!

 

3月に乗車した浜松・武豊行きでは313系連結中は自動放送がありませんでしたが、今回は自動放送もしっかり稼働していました。

また313系2両分も含めた6両編成で案内されていました。

 

車内に割と座り客がいたので下まで写していませんが、他の315系と同じでロングシートです。

 

315系と313系の連結部分です。

現時点では313系300番台としか連結していませんが、今後他の車両と連結する事もあると思うので実現するのが楽しみです。

 

313系300番台の方は転換クロスシートです。

 

静岡の313系LEDは乗り換え案内まで表示されませんが、315系のLCDでは表示されています。

 

自分が315系の中で最も好きな表示が、この走行位置案内です。

静岡の駅名がずらりと並んでいるのは圧巻です。

終端部分が省略されているのが、熱海→浜松間の距離の長さを物語っています。

 

興津のホームに興津発島田行きが停車していました。

ダイヤ改正で日中ダイヤは基本浜松~熱海間の長距離運用と、島田~興津間の短距離運用に分かれました。

 

静岡に着きました。

 

315系の側面表示が、静岡でも見られるのは非常に大きいです。

 

浜松行きはこの先、安倍川・用宗・焼津の順に停車します。

 

その後別のホームに浜松方面から来た静岡止まりの315系+313系300番台が入って来ました。

留置線に回送した後静岡発熱海行きになりますが、この熱海行きを狙います。

 

15:12発普通熱海行きに乗車します。

 

熱海行きが入線して来ました。

 

ほぼ同時に浜松方面からの普通沼津行きが来ました。

 

315系と313系8000番台が静岡で並びました!

 

先に沼津行きが発車しました。

 

熱海行きに静岡から沼津まで乗ります。

 

315系と313系300番台が連結しています!

 

先程は315系に乗車したので、今度は313系300番台の方に乗車します。

313系300番台は以前は大垣車両区所属で東海道線浜松~米原間を中心に使われていましたが、3月頃に静岡に転属して来ました。

 

313系300番台の車内は転換クロスシートですが、ドア横と車端部は固定クロスです。

青い転換クロスシートは名古屋というイメージが強いので、静岡でこの車両に乗っているというだけでも斬新感が凄いです。

10年前まではロングシート王国と呼ばれていた静岡地区も、8000番台・1300番台・300番台の転属でかなり変わってきています。

 

静岡鉄道静岡清水線と並行しています。

 

A3000形の僕のヒーローアカデミアラッピング車の横を通り抜けて行きました。

静岡鉄道は6月末で長く活躍した1000形が引退し、使用車両がA3000形に統一されます。

 

更に清水では臨時快速さわやかウォーキング号と遭遇しました!

 

沼津に着きました。

 

もう1度315系と313系300番台の連結部を撮影しました。

静岡の315系は12月に身延線・御殿場線にも乗り入れを開始し、また2026年頃にはワンマン運転も開始されます。315系導入で今後静岡地区がどう変わっていくのか非常に楽しみです。

 

また211系がいたので撮影しました。

先述した通り211系は一部編成が三岐鉄道に譲渡されていますので、運行開始したら三岐鉄道の211系にも乗車したいです。

今回は東海道線静岡地区の315系と313系300番台に乗車しました。この後は御殿場線の313系1300番台に乗車しましたがその様子は次回お届けします。

と言う訳で以上、静岡の315系・313系300番台に乗車した記事でした。

今回はここまでです。ではまた次回。