大阪から姫路まで阪神線と山陽電鉄線を使って移動してみました。

JRの新快速や阪神の直通特急を使えば早く着きますが、今回は敢えて最も遅い各駅停車を中心に乗車していきます。

 

夜の大阪です。

 

JR大阪駅のすぐ近く、阪神大阪梅田のホームに入りました。

阪神の梅田駅は地下にあります。

 

阪神8000系の急行甲子園行きと、山陽5000系が並んでいます。

 

8000系の側幕、このレトロな感じがめっちゃ好きです。

 

まずは21:09発普通高速神戸行きに乗車し、高速神戸まで行きます。

 

阪神大阪梅田駅は頭端式になっています。

 

今から乗る普通高速神戸行きが入線して来ました。

車両は2015年に導入された5700系です。

 

側面表示はフルカラーLED、車内表示はLCDと新型車両の要素が目白押しです。

 

大阪梅田を発車し、福島・野田・淀川の順に各駅に停車していきます。

福島を出ると地下から地上に移ります。

 

野田で直通特急の通過待ちです。

 

野田駅停車中の車窓から見た風景です。

夜の道路と看板は映えます。

 

大物、阪神なんば線の乗り換え駅ですが普通以外は通過するので、実際の乗り換え駅は1つ隣の尼崎になっています。

 

尼崎では急行甲子園行きの待ち合わせがありました。

 

主要駅西宮に到着です。

 

ここで特急の待ち合わせを行うので、待ち時間に5700系を撮影しました。

阪神5700系は現在の普通運用の主力車両となっています。

 

先に直通特急大阪梅田行きが入線して来ました。

 

阪神8000系200番台の特急新開地行きが入線して来ました。

山陽電鉄線直通の直通特急に加え、阪神線内完結の特急も運転されています。

 

神戸三宮、山陽電鉄線直通の普通と近鉄奈良線直通の快速急行の始発駅です。

 

元町、阪神本線はここまでです。

この先は阪神神戸高速線になります。

 

ここで阪神線の停車駅案内を見てみます。

直通先の山陽電鉄線や近鉄奈良線の路線図も載っており、かなり多岐に渡って運転しているのが分かります。

魚崎~神戸三宮間は特急より快速急行の方が停車駅が少ないという逆転現象が発生しており、見ていて面白いです。

 

終点高速神戸に着きました。

山陽電鉄線直通列車に乗り換えます。

 

阪急7000系の特急新開地行きが入線して来ました。

 

高速神戸~新開地間の1駅のみ阪急も乗り入れます。

この区間は阪神・阪急・山陽の3社の車両が見られるので、結構面白いです。

 

その後山陽5000系の直通特急山陽姫路行きも入って来ました。

 

山陽5000系は直通特急の主力車両で、一部車両更新されていますが30年以上使われている年季の入った車両です。

2018年に新開地から尼崎まで5000系の直通特急に乗車した事があります。

 

 

更に7000系の準特急新開地行きも来ました。

 

準特急は2022年12月にそれまでの快速急行を種別変更する形で設定された阪急の種別です。

2022年3月に京王の準特急が消滅しましたが、9か月後に阪急で復活を遂げたという事になります。

 

高速神戸からは22:57発の山陽S特急山陽姫路行きに乗車します。

 

S特急山陽姫路行きが入線して来ました。

車両は山陽6000系です。

 

当初は山陽姫路まで全て各駅停車で移動しようと思っていましたが、時間の関係上各駅停車に乗った場合山陽姫路まで行けなくなるのでS特急で移動する事にしました。

 

S特急と言うと特急より速そうな印象ですが、実際は特急より停車駅が多いです。

高速神戸を出ますと月見山まで各駅停車で、月見山からは山陽須磨・滝の茶屋・山陽垂水・霞ヶ丘・山陽明石・藤江・東二見の順に停車し、東二見から山陽姫路まではまた各駅停車です。

 

月見山から通過駅があります。

 

山陽垂水停車中の車窓からJR山陽線の垂水駅が見えました。

この辺りはJR線と山陽電鉄線が完全に並走しています。

 

通過運転区間では結構飛ばします。

 

山陽明石に停車中です。

奥にJR明石駅のホームが見えます。

 

東二見から先は山陽姫路までひたすら各駅に停車していきます。

 

見ての通り、直通特急と特急は東二見~山陽姫路間も通過駅があります。

S特急は実質区間特急みたいな扱いになっています。

 

大塩に着きました。

 

ここで直通特急山陽姫路行きの待ち合わせを行います。

 

各停区間とは言え、特急が特急の待ち合わせを行うという何とも異質な現象に遭遇しました。

これも山陽電鉄線の面白い所です。

 

その後も各駅に停車し、0:19に終点山陽姫路に到着しました!

大阪梅田から山陽姫路までは190分かかりました。

直通特急で移動した場合は約90分なので、2倍以上の時間を要します。

 

乗車した電車は折り返し普通飾磨行きになります。

山陽姫路からの最終便です。

 

別のホームに山陽3000系がS特急姫路の表示で留置されていました。

どっちかと言うと新しい6000系より、古い3000系のS特急に乗車したかったと思っています。

3000系は一部編成が廃車または更新されているので、未更新車が残るうちに乗車したいです。

 

最終の飾磨行きが発車するとすぐ駅が閉まるので、急いで駅の外に出ました。

今回は大阪梅田から山陽姫路までほぼ各駅停車だけで移動してみました。結構時間がかかるめっちゃ非効率なやり方なので、自分みたいに物好きでなければ直通特急を使うのがお勧めです。

この後は姫路駅前の快活CLUBで朝まで過ごした後、姫路から兵庫まで移動して和田岬線に乗車しましたがその様子は次回お届けします。

と言う訳で以上、大阪梅田から山陽姫路までほぼ各駅停車で移動した記事でした。

今回はここまでです。ではまた次回。