北陸線で長浜から金沢まで向かう途中、福井でえちぜん鉄道に少しだけ乗車しました。

 

えちぜん鉄道福井駅です。

今回は福井から福井口までえちぜん鉄道に乗車してみます。

 

切符を購入して改札口へ行くと、早速電車が停車していました。

左が勝山行きで、右が三国港行きです。

車両は何と元JR東海119系のMC7000形です!

 

行き先表示は幕式です。

119系は飯田線で使用されていたので、JR時代は「豊橋」「天竜峡」「岡谷」とか表示されていました。

 

車内はボックスシートで、JR時代は茶色でしたがえちぜん鉄道譲渡後は青色になっています。

 

国鉄時代の車両だけあって、座面は非常に柔らかく座り心地は良いです。

また、中央に灰皿の跡のような物も確認できます。昔は電車内で喫煙が可能でした。

 

トイレは撤去されています。またトイレ前の座席は車椅子スペースに変わっていました。

 

車内の扇風機には、国鉄のロゴマークがそのまま残っていました!

119系は国鉄時代の1982年に導入され、主に飯田線を中心に活躍していました。

2012年3月に引退した後、ワンマン対応工事を実施している6編成がえちぜん鉄道に譲渡されました。

 

福井を出発しますと、新福井・福井口の順に停車します。

延伸開業前の北陸新幹線の高架と並行します。

 

2つ隣の福井口で降ります。

 

福井口に到着しました。

 

えちぜん鉄道は福井口で三国港方面と勝山方面に分かれます。

 

福井口に着いてから数分後、えちぜん鉄道MC8000形の回送列車が入線して来ました。

 

この車両は、元静鉄1000形です!

2021年3月に静鉄から引退した1010編成を譲渡・改造の上、今年7月から運行を開始しました。

 

えちぜん鉄道MC8000形は「恐竜列車」として運行されており、車体には恐竜が多く描かれています。

 

3ドア車でしたが、中ドアは塞がれて窓化されています。

 

ドアも結構大規模な改造が施されています。

撮影はしていませんが、車内も非常に大きく変化していました。

 

静鉄時代行き先表示だった窓上部分は前照灯に変わりました。

 

行き先表示が「臨時恐竜列車 勝山」に変更されました!

恐竜列車は福井から勝山まで行く臨時団体列車で、乗車には予約が必要です。

 

福井まで回送して、その後乗客を乗せて恐竜列車として勝山まで行きます。

 

福井口駅前です。

 

高架が2つ並んでいます。

左が北陸新幹線、右がえちぜん鉄道の高架です。

 

福井まで戻りますが、帰りもMC7000形に当たりました!

 

しかもMC8000形の恐竜列車と並びました!

119系は一時期東海道線静岡地区で使用された事があったので、かつて静岡で活躍した車両同士が福井で並ぶという何とも凄い場面を撮影できました。

 

後は乗車して福井まで戻るだけです。

 

福井に着きました。

今回は金沢へ向かう時間上福井口までしか乗車できませんでしたが、次は福井鉄道と直通している区間まで乗車してみたいと思います。路面電車の急行運用とか少し興味あります。

この後は金沢まで移動した後北陸鉄道浅野川線に乗車しましたが、その様子は次回お届けします。

と言う訳で以上、えちぜん鉄道MC7000形に乗車した記事でした。

今回はここまでです。ではまた次回。