「知覚過敏」という言葉、テレビなどでも聞いた事があると思います。
正式には、「象牙質知覚過敏症」といいます。
歯の構造です↓
知覚過敏は、歯の1番外側エナメル質がなんらかの原因で欠損し、象牙質という部分が露出した時に、冷たい水や風が当たってしみたり、歯ブラシがあたると虫歯ではないのに痛みを感じます。
歯と歯茎の境目に多く見られるこの症状…
歯の根っこの部分にはエナメル質がないので、歯周病などで歯茎が下がると、象牙質がみえて神経に刺激が伝わりしみてきます。
また歯ブラシの誤った当て方(ブラッシング圧や横磨き)や、歯ぎしりや食いしばりで強い力が歯にかかることによりエナメル質が擦り減ったり、削れることでも象牙質が出てしみてきます。
ブラッシング圧や歯ブラシの当て方、フロスや歯間ブラシも誤った使い方をしていないませんか?確認してみて下さい。歯ブラシの選び方、磨き方はとても大切です。
どんな歯ブラシを使った方がいいかわからないという方、スタッフまでお声がけ下さい。
頑張って磨いているのに、大切な歯を削ってしまうのはもったいないです!
かみしめや歯ぎしりが強い方は、スプリントという装置を寝るときに装着するだけで大切な歯を守る事が出来ます。
しみる原因が虫歯なのか知覚過敏なのかをしっかり検査し、その原因に合った治療法をご提案致します。お気軽にご相談下さい。お待ちしております。
衛生士 中村