エアロスミスのアルバムが出ていた。
昨日発売だという。
昔ファンクラブにも入っていた。
ひとりでライブに何度も行った。
初めて描いた銅版画はジョーの肖像だった。
もう凄い好きだった。
これ以上カッコいいものなんてこの世に存在しない
と、本気で思っていた。
71年デビューだから、僕が生まれる前からやってたバンドである。
スティーブン・タイラーは自分のオヤジと同い年である
僕がぞっこんだった時代は90年代の所謂「第二黄金期」である。
97年「ナイン・ライブス」はまでは良かった。
でも、その次の「ジャスト・プッシュ・プレイ」では
アルバムジャケットかして「駄目」だった。
アルマゲドンのアレは、エアロの曲じゃないと今でも思っている。
アレでグラミー穫った時は凄く残念に思った。嬉しいはずがない。
で、今。
デビュー40年。
こないだ出たばかりだと思ってた「ジャスト・プッシュ・プレイ」から
11年も経っていた。
今の生徒は、まだ小学生低学年である。
それでもまだカッコ良いいロックンローラーで居続けているのは凄いと思う。
でも、もうそんなに聴きたいと思わないし、あの熱狂もない。
ロックは死んだとずっと言われ続けているけど、それはないとしても、
結構もうトシとってることだけは事実だと思う。
ビートルズ≧ストーンズ≧ゼッペリン≧エアロスミス≧ガンズ≧ニルバーナ≧レディへ
と、思いつく限り並べてみても、なんかやっぱり多様化はしていても、
”擦り切れて行く何か”を感じないわけにはいかない気がするのだ。
なんなんだろうなこの気持ちは。