時々、
「自然な流れで、付き合うことになった」
とか、
「気が付いたら、付き合うことになった」
などどいう話を耳にするのですが、
私は、「それはない」 と言い切れます。
要するに、お茶を濁すために、
曖昧な言葉でうやむやにさせているだけなのです。
理由は、
気恥ずかしいとか、
全部を話すほど心を開いていないとか、
本当に忘れてしまったとか、
言葉より体が先だったとか、
色々あると思うのです。
彼氏、彼女になるためには、
恋人同士になるためには、
きちんとお付き合いするためには、
友達以上になるなんらかの言動や行動が
間違いなくあったはずなのです。
なにもしなくても、
ある日突然、相手の方からてくてくやってきて、
そしていきなり、
「あなたの彼女にして下さい」
と言われることは、万に一つもないわけです。
万に一つもないつもりで過ごしましょう。
恋人のいる世界へたどり着くためには、
いずれにせよどこかで、
勇気か、度胸は必要になってしまうのです。
それは、男性でも女性でも同じです。
ところが、
ところがところが、なんです。
自分の勇気よりも相手への気持ちが勝るか、
場数を踏んで慣れるか、
ダメ元で挑むか、
なにかの形でその勇気を超えられるようになるのです。
なので、
若いうちにどんどん恋をするうちに、
失敗を繰り返して、
少しずつ、相手との距離の縮め方や、
ケンカの仕方、自分の意見の通し方、などが
分かってくるようになるのです。
初めから、
上手くいくわけはないのです。
それは皆一緒なのです。