中学二年生なのに?!② | 理系男子の婚活トレーニング

理系男子の婚活トレーニング

3ヶ月で恋人を見つけて、1年後に入籍は夢物語だろうか?
これまで恋愛したことがないなら、これからも出来ないのだろうか?
「1人でいいや・・・」は本心だろうか?

RPGのように何度も闘ってレベルアップ出来るなら、
難しかった恋愛が日常になる。

帰宅後、私は、

「〇〇ちゃん、将来お婿さん貰うんだって!!

もう決まっているんだって!!」

と、この溢れる思いを親にぶつけたものだ。

 

私だって長女である。

だが、そんなことは一言も親に言われて事がなかった。

 

「○○ちゃんは、家族のために、

自分の身を犠牲にしてえーん

長女だからって可哀そうに・・・」

 

と勝手な妄想で、夜も眠れなかった。

思春期の乙女って忙しい。

 

その状況を当たり前のように話す彼女に対して、

私はすっかり見る目が変わってしまった。

 

 

 

しかし、大人になるにつれ、

だんだん彼女が可愛そうではないことに気が付く。

 

いやむしろ、幸せなことだ。

迷いがないってうらやましい。

 

 

 

10年ちょっとして、

彼女は彼女の言ってた通りに

彼女の家に入ってくれる男性と結婚した。

 

ただ一つ、苗字はご主人の苗字にして、

二つの表札を掲げて実家で暮らしている。

 

新婚当時、大きなおなかをさすりながら、

生まれた子供の一人を、

将来自分の親の養子にすると言っていた。

 

 

 

結婚に強いイメージがある人は、

本当にちゃんとそこに着地してる。

 

イメージの力、

意思の力って、侮れない。

 

婚とは決して流れに身を任せるモノではない。

自分で切り開くものなんだ。