神戸の市立中学校では「野村ノート」を教材として使い始めたようですね
そうそうっ!クジラは幕張の海で私と交わした約束を守り、交流戦を終えて5割に戻し(貯金までしたゾっ!)再浮上っ!! えらいっ!
さてさて「野村ノート」の話
野村監督がヤクルト就任時「ID野球」と言われていましたが・・・
0アウト、もしくは1アウトでランナー3塁の場面
ヤクルトは外野フライもスクイズも仕掛けず、ひたすら
「叩きつけるバッティング」をしていました
一度地面に叩きつけられたボールは大きくバウンドし、その間に3塁ランナーがホームイン!みたいな作戦
VS 横浜戦 「あ~まただよ!ムカつくなぁ~この野球っ!」神宮球場で何度そう思ったことか・・・(笑
神宮球場は青山に近く、観戦のあとに絵画館前で手なんかつないで歩くといい雰囲気になるんです(笑
しかし・・・今夜も「叩きつけるバッティング」で横浜敗戦
苦い思い出です(笑
「野村ノート」・・・発売直後に購入したのは、そんな苦い思い出からだったのかもしれません
「固定観念は罪 先入観は悪」
他人を理解しようとすると、経験的に自分の中にある‘雛型(ヒナガタ)’へ、その人のイメージを押し込めようとするでしょ?
オリックス在籍時のイチローに「その変なバッティングフォームを止めなければ、試合には出さない」(巨人V9を支えた、ポジショニング・セカンドだった監督の発言)
そんなんじゃダメだ!は、一方的な思い込みにしか過ぎませんからね
(イチローは故・仰木 彬監督に見出されてラッキーでした)
この本を読んで、さらに印象深かったのは次の2つの言葉です
「こだわりや固執は、進歩の‘害’になる」
突然ですが、松尾 芭蕉の生き方をどう思いますか?
「奥のほそ道」を読むと・・・旅から旅、道中、一旦は色々なことに心を留め置きますが、まったく執着せずに次の目的地へ向かって旅を続けます
そんな生き方が出来たらとっても幸せだと思うので
私は松尾 芭蕉が好きです(笑
人の思考は放っておくと、次から次に複雑な方向へと向かうものらしいです
まぁ、現代社会において、日々あ~でもない、こ~でもないと‘思考’を続けている人は、哲学者かヒマ人だけだとは思いますが(笑
思考は、行動する力が足りない言い訳にはなりません
人は構造的・機能的に進歩するように出来ています
‘複雑な思考(こだわり・固執)’は連続する時間を止めてしまうばかりか、その人にとって大切な「進歩」をも止めてしまいますよ?
結果は・・・「生き腐れ」のようなもの
それは、緩慢な自殺と同じです
生きている時間には限りがあるから、もったいない話
お止めなさいな(笑
最後にもうひとつ「野村ノート」の中で、私が素敵だなと思った言葉は・・・
心が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
人は「変わること」が出来るんです