「愛が足りない!」 | リズム & ブルース・リー

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雨音も、グラウンドを転がっていくボールも、心臓の鼓動も
一定のリズムを刻んではやがて終息する
リズムは儚く、狂おしく、時に切ない
また「甘美」とは、そういうものなのだろうと私は思う

高中氏だけではなく、LIVE IN TOKYO CROSSOVER NIGHT 2012に出演した他のアーティストについても記事を書く

 

・・・と、私は確かにブログにそう書いた

 

 

 

しかし昨年の12月29日から時間が経てば経つほど、なぜかまったく書く気が起こらない

 

 

 

LIVE IN TOKYO CROSSOVER NIGHT 2012に出演されたアーティストたちの演奏はどのグループもとても素晴らしいものだった

 

 

 

だからこそ、いつも書いている高中ライブレポートの形式でそれぞれのグループの演奏曲順やその曲の印象などを書くつもりでいたのだが・・・

 

 

 

理由を考えてみた

 

 

 

つまり・・・それはその・・・

 

 

 

まったくもってその他のアーティストについての、自分の(心の)愛が足りていないからだブ~・・・(車)。

 

 

 

という結論に至った

 

 

 

まさかまさか、そのライブ記事を楽しみに待っている方など皆無だとは思うけれど、自分の中で早く外に出してくれビックリマークと叫んでいる言葉もある

 

 

 

当日の印象だけ、サラっと触れることにした

 

 

 

 

午後3時36分、オープニング・アクト

 

 

 

川口千里 with 山本恭司

 

 

 

バイオリンのお姉さんの演奏に続いて登場した山本恭司さんが、WE ARE BOWWOW[E:sign01]とシャウトしていた頃の、BOWWOW時代に弾いていた懐かしい(ハイポジションの)フレーズを弾いた

 

 

 

音響さんが本番用のリハーサルをしているのか、音がやたらと大きい

 

 

 

音がシュワンシュワンと髪の毛や膝の裏をかすめていく

 

 

 

オープニング・アクトを知らなかった方、またはオープニング・アクトを最初から観ないと決めていた方が多かったせいか、客席は空席が目立っていた

 

 

 

冬場は観客がウール系の衣類を着用している率が高いので、音は吸収される傾向にある

 

 

 

そんなことも考えて音響さんは音作りをするらしいが、空席の隙間から音が直撃し、もう少しで耳が悲鳴をあげるところだった

 

 

 

 

PM4時過ぎ、ライブスタート

 

 

 

ここからザックリと書いていきたい

 

 

 

 

 

カシオペア3rd

 

 

 

ニコニコ生放送で鉄オタ放送をしている向谷実さんがいない

 

 

 

カシオペア3rdのキーボードは大高清美さんという女性だった

 

 

 

神保彰さんはいつもの白いシャツ(当日はカラフルなジャケットをお召しになる予定だったらしいが、‘暑くて着られなかった’と野呂さんがMC)

 

 

 

そしていつもの華麗なスティックワーク(力が入ってなくて本当に素晴らしいと思う。肩の稼動域が広いからこそ出来る、あの松坂大輔ばりのオーバースロー気味なシンバルショットはワタクシ的に相当シビれる・笑)

 

 

 

ライブ開始直後、PAから音が出ていなかったせいだけではなく、カシオペア3rdは何となくスケール感が小さくなった印象を受けた
 

 

 

 

 

PARACHUTE

 

 

 

松原正樹さんと今剛さんは将棋で言ったら角行と飛車だと思う

 

 

 

または最澄と空海

 

 

 

またはまたは阿形と吽形、つまり阿吽

 

 

 

シベリアンハスキーと・・・話がどんどん違う方向に流れそうなので例えるのはもう止めておく(笑

 

 

 

AGATHA、HERCULESとも、ライブなのにCDを聞いているような音質の良い演奏だった

 

 

 

私が唯一購入したPARACHUTEのアルバム‘PARACHUTE from ASIAN PORT’の中に収録されているMIURA WINDの生演奏が聞けたことはとても嬉しかった

 

 

 

マイク・ダンさんがヴォーカルを取るとAOR調になったりウェストコーストサウンドになったり

 

 

 

ギターソロがAir Supply調になったり(笑

 

 

 

マイクさんの歌を聞いて80年代のバンド‘SHOGUN’を思い出したが、調べてみるとマイクさんもSHOGUNに所属していた時期があったらしい

 

 

 

松原さんと今さんがフューチャーされたインスト、ダンさんの時代を映し出すようなメロディーラインの曲

 

 

 

PARACHUTEは多面的な音楽性を持つバンド

 

 

 

それは80年代当時に持った印象と何も代わってはいなかった
 

 

 

 

 

NANIWA EXP

 

 

 

 

誰がカバやねんロックンロールショウ(懐かしい?笑 ^^)の登場だ

 

 

 

・・・じゃなかった、NANIWA EXP

 

 

 

えっ?歌謡曲?それとも日本人が作った、日本的なブルース?みたいな泥くさいフレーズあり、かと思えば80年代に流行った言葉で言えば‘アーバンシティ風’な、とてもコジャレたフレーズもあり

 

 

 

自分たちのグッズのステマから始まり、エンディングでは舞台から降りて堂々と客席を通り‘握手会(←AKB48かっビックリマーク)’へ向かうその姿勢

 

 

 

また、石見和彦さんが歌った‘ブラック・ナイト’も含めて、間違いなく当日のベストパフォーマンスグループだったと思う

 

 

 

それと、これは余計なことだと自覚した上で言うのだが・・・

 

 

 

痛風のため欠席された東原力哉さんに代わってドラムスを担当した平陸さんについて

 

 

 

やたらと‘高校生(17歳)’なのに凄いっブ~・・・(車)。

 

 

 

高校生がっビックリマーク17歳がっビックリマークと強調されている気がする

 

 

 

現役高校生があんなに叩けるのは凄いブ~・・・(車)。

 

 

 

その言い方は少し違うのではないか?

 

 

 

平陸さんが急遽、東原力哉さんの代わりのドラマーとしてオファーを受け、NANIWA EXPの変拍子を含む楽曲をわずか一日で完璧にコピーし、素晴らしいパフォーマンスをした

 

 

 

平さんの心と体はすでにプロのアーティストなのだろう

 

 

 

プロとしてオファーを受け、それを実行した

 

 

 

驚くことは何もない、それはプロのドラマーにとって普通のことだ

 

 

 

‘高校生なのに’という言い方は、平さんにも高校生にも失礼な話だと思う

 

 

 

ギターマガジンフェスティバル(2011年5月1日)の時、協演している渡辺香津美さんを差し置いて観客の注目を一身に浴びたドラマー則竹裕之さんのように

 

 

 

私にはあの日、あの時、NANIWA EXPのメンバーの中で観客から一身に注目を浴び続けたのは間違いなく平陸さんだったと思う

 

 

 

‘高校生なのに’そんな言葉は余計だ
 

 

 

 

 

ファンの方には大変申し訳ないが、渡辺香津美 ART FUSIONの演奏時は会場の外に出て食事をし

 

 

 

鈴木 茂さんの演奏時には喫煙エリアでタバコを吸いながら連れと談笑していた

 

 

 

なのでお二人の演奏を観ていないので何も書けない

 

 

 

そのことと重ね合わせ、今回はこんな主観的で、そして不備だらけの記事になってしまって

 

 

 

ペットショップで出会ったマンチカン先輩ともども、最後に皆さんに謝りたい
 

 

 

 

 

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どーもすみませんっ汗と目をそらすっ(笑