これから数日を過ごす病室という空間をいかに自分のペースにもっていくか、さぐりさぐりの入院初日。数々の検査と書類書きに追われ、バタバタです。この日思ったのは、ヒモ靴は履いてくるもんじゃないなと。検査やら何やらで鬱陶しかった。脱ぎ履きしやすいペタンコ靴なら、スリッパの代わりにもなって荷物も減るんじゃないかと思いました。
 喉が赤いということで、うがい薬をもらいました。某イソジンと比べ物にならないくらいの高性能なやつで(紫色!)、風邪の自覚はなかったのですが、2~3回でスッキリ感が得られました。

晴れ。
6:30 起床。
7:30 ホテルの無料朝食。
9:00 ホテルから病院へ出発(徒歩)。
9:30 病院到着受付。入院予定であることを告げ、サクサク手続き。待合室はお年寄りが6名ほど。
10:00 身長、体重、血圧、体温測定。採血、尿検査。身長も体重も増えた感。血圧は驚きの平常値。これまで白衣高血圧が常であったのに、精神的に強くなった?体温は微熱有。心エコー、心電図、肺機能検査。それを待ってる間に、入院申込書や問診票やら記入。入院は個室Cにすることに。
11:30 笠置先生診察。久しぶりにお会いして、のらりくらりした感じは変わってませんでした笑。検査の結果説明、手術について軽く説明。
11:55 入院する病室に移動。今回は3階で、前回より狭い印象。
12:05 昼食。病室にいたら、ヘルパーさんが持ってきてくれた。メインは鳥のから揚げの甘酢がけ。割り箸とスプーンがついてたのが、前にはなかった(毎食はついてこない。洗って使いまわせる)。ジムの人が入浴カードを持ってくる。
13:00 病室内で看護師より私物の管理や、今後の予定の説明(この時驚いたのが、入院期間が7日~11日と書いてあったこと。事前のメールでは5日間だったので焦。飛行機とか予約してしまってたし!)。血圧、検温。
13:40 看護師さんが体毛剃りにくる。バリカン的なやつとハサミで、へそ周りやわき毛を切る(これって事前に切ってきた方がいいんですかね汗)。
14:10 ヒマなのでインスピロンやってみる(ボールを持ち上げるやつ)。右肺がきつい。
14:20 IPPB10分やってみる。機械の使い方忘れている。
14:30 病室内で看護師より明日の予定の説明。術前に水500ml飲むことが強調。手術時間は3時間くらい。前回と違い、術後足の付け根から採血すること、翌朝まで人工呼吸器がつけられることを告げられる。病衣に着替える(病衣のズボンはLLが決まりだそう)。
16:30 家族来る。
16:40 血圧、検温。
17:00 両親とともに外来へ行き、笠置先生から手術説明。同意書サイン。
17:50 家族帰る。
18:20 夕飯。メイン白身魚の野菜あんかけ。
19:00 浣腸をする。6分トイレにこもる(貴重品ロッカーの鍵は事前に閉めておいたほうがいい)。
19:30 風呂に行く。20分くらいでもどる。
20:00 検温。
20:20 薬をもってくる。
20:30 ラジオを聴く。
21:00 薬飲んで消灯。眠れないが一応寝る。5:20に目覚ましをセットする。
 この日から仕事を休みまして、夕方の飛行機で、羽田から松山へ。平日だというのに市内へのリムジンバスがやたら混んでいました。JR松山駅下車で、そのまま徒歩でビジネスホテルへ。久しぶりの松山。天気は晴れ。ちなみに今回の荷物は、リュック1つに収めました。これがのちにどう響いてくるのか心配ではありましたが。

 夜はコンビニ弁当を適当に食べ、23:00に就寝。
 手術前から突如手術後のブログになってしまいましたが、久しぶりの更新です。先月6月にナスバー(プレート)の抜去手術を受けまして、1ヶ月が経過しました。あっという間です。

 現在の状況は極めて良好です。生活上なんら問題はありません。胸の痛みも違和感もなく、多少手術痕の皮膚が引っ張れて変な感じがするくらいで、仕事もやっています(無理しない程度に)。胸の圧迫感、呼吸のしづらさもありません。目立った見た目の変化もありません。

 以前の入院より体力の回復が断然早いです(比較的涼しい日々が続いていることも手伝ってますでしょうか)。処方された薬はまだ、毎食後飲んでます。抜去したことで一番身近に実感するのは、咳とかクシャミをしたときに、肋骨が「痛っ!」ってなることがなくなったことでしょうか。やっぱりあれは、プレートが悪さをしていたんだなと。

 1ヶ月後検診はこれからだし、真の漏斗胸治療は抜去からが本番。しばらく経過観察していきたいと思っています。時系列で前後してしまいますが、入院中の様子はこれからUPする予定です。
 さて、ナスバー抜去手術が来月に迫りました。松山行きの飛行機のチケットをとり、ついでに退院後の宿と、帰りの飛行機のチケットもとってしまいました。予定通り退院できなければキャンセルしなければならないのですが笑、どうなるでしょうか。

 先月続いていた咳はとりあえずおさまり、右肩や背中の痛みも良くなりました。ただ今度は、左胸のバーをとめてる辺りに、軽い鈍痛が続くようになりました。呼吸をしたり、左腕の力の入れ方によっては痛みます。抜去したら痛まなくなるでしょうか。はてさて。

 前回バーを入れた手術より、今回の抜く手術の方が、緊張してます。前向きに。
 ナス法による漏斗胸手術、バーの挿入から2年10ヶ月が過ぎました。そしてバー抜去手術が再来月となりました。この1ヶ月でぼちぼち再手術に向け動きはじめ、とりあえず役所に「限度額適用認定証」の申請に行きました。どうやって申請したのかすっかり忘れてたのですが、住所氏名とか書いてハンコ押して、保険証見せただけの簡単なものでした。入院するときに、病院の受付にこれを提出すればよかったはずです。

 そして松山から入院案内が郵送されてきました。用意するものとか、入院の流れとかです。現在の身長と体重をメールしてほしいと書いてあったのですが、これがちょっと難儀しまして、うちには体重計がない!職場の定期健診は毎年夏くらいなので、正直困りました。身長は壁に印をつけてメジャーで測り(笑)、体重はなんとか、職場に転がってたやつで量りました(笑)。体重計くらい安いやつを買ってもよかったかもしれません。

 さて最近の体調は、咳が続いています。入院までによくならないと。右肩、右背中がこっています。バーでは持ち上がらなかった凹みの残る右胸が原因なのか、こればかりは完全に形が治ってみないと分からない気がしています。抜去時に対処できるのか、一応先生にたずねるつもりですが、どうなるでしょうか。まだまだ、バーを抜いてからが勝負です。