ある人に、感謝は相手の幸せを祈ることと教えられました。

ありがとうは、魔法の言葉。

この数年、感謝という言葉について考える事が多かった気がします。

感謝の意味がなかなか腑に落ちず、本当の意味での理解は、まだ出来ていないのかもしれないです。

人と上手く合わせられない、人の気持ちが分からとの勘違いは自分自身に疎外感を植え付けて。

意識や雰囲気の違いを感じ取ってしまう感受性は、人の和の中に入る事に、居心地の悪さを感じていたのだと知り。

今でも楽しそうな和の中に入るのが苦手で、少し外側にポジションをとり、楽しそうな様子を眺めているのが好きです。

そんな私は、周りから見たら少し違和感があったのかもしれないと思いました。

人が好きなのに、人間関係で事あるごとに悩み、傷付いては落ち込み、学んでは這い上がり。

自分が何をしたいのか、本当の自分はどんな人間なのか、自分探しの時間に随分と時間を費やしました。

大切なものを手放して悩み、自分の見栄やプライドが後悔と悲しみを作って来たことに気が付き。

人にはそれぞれ心地好い立ち位置があって、それを司っているのは経験だけでなく、魂の本質なのかもしれないと思いました。

その本質はなかなか他人には理解出来ないし、もしかしたら自分でも理解は難しい。

それでも相手を認め受け入れる努力をするのは、ひとりでは生きられない事を、誰もがちゃんと知っているから。

育った環境や経験で身に付けた様々な思い込みや勘違いが、様々な生き辛さに繋がっていて、少し拗ねて生きて来て。

私は人が好きなんだと気付いた時、生き方の方向性が見えてきた。

でも少し人を怖いとも思っている…。

自分も相手も緊張しない距離感を持ちながらでも寄り添い支うことは出来るのだと知り、自分の心地好いスタンスを知る。

自分を知ることで魂は少し成長した。

成長することで生きやすさが生まれた。

魂が安心していくのを感じて、ふと気付く。

多くの人に多くの存在に支えられて生きてこれた自分に。

どんな人であれ、

ありのままを受け止めるには、広い心が必要で、舵取りを間違えると漂流する舟のよう。

岸が見えないと思い込んでいた私は、気付くと沢山のご縁に支えられ周りには沢山の島々があることに気が付き、周りの心の広さを知る。

私には、どの岸に足を下ろすのかを選ぶ自由があって。

何度でも漕ぎ出せる魂という舟を持っていた。

選択の為に大切なのは、人を自分をも愛することと気付く。

自分が幸せであることが、周りの幸せにも繋がる。

幸せは連鎖する。

人が喜ぶと私も嬉しい。

笑顔は周りの空気を明るく変える。

笑顔で生きることが、幸せに繋がる。

『人類は皆兄弟』

懐かしいフレーズを思い出す。

笑顔を与えてくれるのは、森羅万象の全てであり、様々なご縁のお陰であり、それはとても有難いことなのだと腑におちて。

感謝の気持ちは言葉に出すことで相手の幸せを祈る言霊なのだと知る。

ありがとうは、魔法の言葉。

とても力のある最強の言霊。

毎日誰かに何かに自分に、ありがとうを贈ることが幸せへの一歩になる。

感謝とは、相手の幸せを祈ること。

生きるとは知ることなのかもしれない。

未来の私を創るのは自分。


沸き上がる気持ちを大切に生きていくと心に決める。












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