マインドフルネスー瞑想への旅   第8回

 

 

 

 

☆陸上競技のインターバルトレーニングをしていて苦しかったのに、急に胸が楽になって速く走れたことがあった。

 

 

マインドフルネスとの出会い その8

 

 ぼくは中学生の時に母の信じる信仰を止めました。母は落胆しましたが、気持ちは変わりませんでした。そして母の信じる信仰以外の宗教や宗派もすべてが嫌いになりました。ですから吉本隆明さんの「マチウ書試論」を学生時代に読んだときにはびっくりしました。宗教を信じないでも宗教思想を論じることはできるのだと知って感動しました。しかし、それでも仏教を読もうとはしませんでした。それが座禅を組む瞑想を始めるには、あることがきっかけになったのです。

 

 

◇  瞑想と変性意識 その5

 

 変性意識とは、通常の意識の状態とは異なる別な意識状態のことを言います。だれかと話していて気分がいい、というのも変性意識だという人もいます。それならばテストでいい点をとって気分がいいというのも変性意識になるでしょう。

 ぼくは高校時代に陸上部にはいっていました。一年生のときのことです。練習は苦しいものでした。300メートルを全力疾走し、そのあと300メートルを息をととのえながらゆっくり走るというインターバルトレーニングを5回繰り返しました。ぼくは苦しくてたまりませんでした。それでも3回はしって、4週目にはいったときです。急に気持ちが楽になりました。それでスタートから思い切りダッシュしました。そのときだけはかなりはやく走れました。しかし、最後の5週目はもとにもどっていました。

この4週目に急に胸が楽になった体験を忘れることができません。苦しさのあまり、急にそのときだけ胸が拡がったのかと思いました。

 変性意識という言葉をきいて、ぼくは第一にそのときのことを想い出しました。

 

 

 

 

(メルマガ・2021年8月23日)

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