山本ケイイチ『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』について
その10=最終回
(山本ケイイチ『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』幻冬舎新書2008年刊より、引用は特に断り書きのない場合は本書からです。)
☆精神も筋肉も、辛く苦しい様々な刺激を受け、それに適応すべく超回復し強化されていく。
☆『自らの意志で、自らに辛いことを課す』 これは精神にも筋肉にも共通する、普遍の成長過程なのである。
「私が接してきた成功者のほとんどは、過去に一度ならず、どん底の時期を経験している。事業に失敗して多額の負債を背負ったり、信頼していたスタッフに裏切られたり、どんな成功者でも打ちのめされるときはある。しかし、彼らはそこからの回復の過程で、より強い精神力の持ち主へと成長できる人たちなのだ。
だから彼らは批判や孤独にも耐性がある。日本では、新しいことをやろうと思えば、
『どうせ失敗するに決まっている』
『うまくいくあずがない』
と批判されて足を引っ張られるのが常だ。しかし彼らはそういった人々の無責任な発言に耐え、決断をくだすだけの精神力を持っている。
人間の筋肉もまったく同じだ。トレーニングでは、わざと痛く、辛く、苦しいことをする。筋肉はいったん傷つかないと再生しないからだ。その再生の過程で、傷つく前よりも強い筋肉が育っていく。
精神も筋肉も、辛く苦しい様々な刺激を受け、それに適応すべく超回復し強化されていく。そして鍛えるという行為は、自分自身の意志で、自分でやるしかない。誰も代わりに強くなってはくれないし、他人がバーベルを上げてくれても、自分が強くなるわけではない。
精神力そして人間性を高めることと、筋肉を鍛えることはまったくの同列である。
『自らの意志で、自らに辛いことを課す』
これは精神にも筋肉にも共通する、普遍の成長過程なのである。
黙々と孤独にマシンに向かう成功者の姿は、そのまま、彼らがビジネスのピンチをいかにタフに乗り越えてきたかを物語っている。筋肉だけではなく、人間性そのものが『超回復』を続けているのが分かる。私は指導をしながら、いつも感動せずにはいられない。
鍛え上げられた筋肉は、人間としての成長の軌跡だ。彼らを見ていると、私はそのような確信に至るのだ。
Comment
本書はとても刺激的でした。言わんとすることは、「精神力そして人間性を高めることと、筋肉を鍛えることはまったくの同列である。」ということです。
だれでも失敗はあります。致命的なミスかと思うようなことも経験します。そこからの回復の過程で多くのことを学びます。
筋肉トレーニングでは、わざと痛く、辛く、苦しいことをします。筋肉はいったん傷つかないと再生しないからです。その再生の過程で、傷つく前よりも強い筋肉が育っていくのです。
本書は精神もまったく同列だと言っているところが、新鮮な主張となっています。
『自らの意志で、自らに辛いことを課す』ことが筋肉だけでなく、精神の成長のために必要なことなのです。
ぼくは今、長篇童話に取り組んでいます。以前にできそうもなかったことが、すこしずつできるようになることが体感できます。
その過程で人間性そのものが超回復していったら素晴らしいとおもいます。
(この項終わり)
(2016年2月1日・メルマガ原稿)
http://www.mag2.com/m/0000163957.html)
☆掲載記事の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 殿岡 秀秋
その10=最終回
(山本ケイイチ『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』幻冬舎新書2008年刊より、引用は特に断り書きのない場合は本書からです。)
☆精神も筋肉も、辛く苦しい様々な刺激を受け、それに適応すべく超回復し強化されていく。
☆『自らの意志で、自らに辛いことを課す』 これは精神にも筋肉にも共通する、普遍の成長過程なのである。
「私が接してきた成功者のほとんどは、過去に一度ならず、どん底の時期を経験している。事業に失敗して多額の負債を背負ったり、信頼していたスタッフに裏切られたり、どんな成功者でも打ちのめされるときはある。しかし、彼らはそこからの回復の過程で、より強い精神力の持ち主へと成長できる人たちなのだ。
だから彼らは批判や孤独にも耐性がある。日本では、新しいことをやろうと思えば、
『どうせ失敗するに決まっている』
『うまくいくあずがない』
と批判されて足を引っ張られるのが常だ。しかし彼らはそういった人々の無責任な発言に耐え、決断をくだすだけの精神力を持っている。
人間の筋肉もまったく同じだ。トレーニングでは、わざと痛く、辛く、苦しいことをする。筋肉はいったん傷つかないと再生しないからだ。その再生の過程で、傷つく前よりも強い筋肉が育っていく。
精神も筋肉も、辛く苦しい様々な刺激を受け、それに適応すべく超回復し強化されていく。そして鍛えるという行為は、自分自身の意志で、自分でやるしかない。誰も代わりに強くなってはくれないし、他人がバーベルを上げてくれても、自分が強くなるわけではない。
精神力そして人間性を高めることと、筋肉を鍛えることはまったくの同列である。
『自らの意志で、自らに辛いことを課す』
これは精神にも筋肉にも共通する、普遍の成長過程なのである。
黙々と孤独にマシンに向かう成功者の姿は、そのまま、彼らがビジネスのピンチをいかにタフに乗り越えてきたかを物語っている。筋肉だけではなく、人間性そのものが『超回復』を続けているのが分かる。私は指導をしながら、いつも感動せずにはいられない。
鍛え上げられた筋肉は、人間としての成長の軌跡だ。彼らを見ていると、私はそのような確信に至るのだ。
Comment
本書はとても刺激的でした。言わんとすることは、「精神力そして人間性を高めることと、筋肉を鍛えることはまったくの同列である。」ということです。
だれでも失敗はあります。致命的なミスかと思うようなことも経験します。そこからの回復の過程で多くのことを学びます。
筋肉トレーニングでは、わざと痛く、辛く、苦しいことをします。筋肉はいったん傷つかないと再生しないからです。その再生の過程で、傷つく前よりも強い筋肉が育っていくのです。
本書は精神もまったく同列だと言っているところが、新鮮な主張となっています。
『自らの意志で、自らに辛いことを課す』ことが筋肉だけでなく、精神の成長のために必要なことなのです。
ぼくは今、長篇童話に取り組んでいます。以前にできそうもなかったことが、すこしずつできるようになることが体感できます。
その過程で人間性そのものが超回復していったら素晴らしいとおもいます。
(この項終わり)
(2016年2月1日・メルマガ原稿)
http://www.mag2.com/m/0000163957.html)
☆掲載記事の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 殿岡 秀秋