モコモコ庵 主の築越増人(仮)です。
周りからは親しみを込めて「ちゃろ」さんと呼ばれています。
羊毛フェルト
「はじめたいな~」
「何をどうしたらいいの?」
初心者未満の全くはじめてさん
「飽きっぽいからちょっとだけやってみたい」
とりあえずやってみるさん
そんな方を対象にシリーズで進めて行きます

引き続きフェルティングマットのお話。
食器洗い用スポンジで十分!
と、言いましたが
中々よいですよ!
お値段も二個入り68円と破格です。
ホームセンターやカー用品店に行くタイミングが合うなら、検討してみては?
さて、手芸屋さんにあるフェルティング用マットとなると大きさ、材質、硬さがいろいろあります。
スポンジタイプ
厚みがあり、弾力性に富んでいます。
羊毛が絡んで、形になってくるとニードルを刺す度に沈んでしまい安定感が無くなりますが、
反対に包み込むようにして刺す事で指の保護、小さめの作品をしっかり固めて作れる利点に変えることが。耐久性も他のものよりありますよ。
左の黒いマットも同じくスポンジタイプですが、水色のものより硬めです。サイズは一回り小さく、厚みは半分。収納には便利。実演の際に明るい羊毛でも、よく見えるので私は、ワークショップやお教室用にしています。
その下は参考までに。
薄い生地や板フェルトに羊毛を刺しつけてアップリケにする時に使うマット。
スポンジタイプだと、ベースの布共々くっついてしまうので、このように
最後になりましたが、白いヤーツ
材質は発泡ポリエチレン。弾力性は他と比べると低い=反発力が低い=復元力が弱いので、劣化速度が早い。というのも、ニードルフェルティングは同じ箇所、ほぼマット中心部で作業する為に押さえつけがそこに集中してしまうからなのです。凹んだままにり、次第にペコペコになります。
しかし、価格は一番安く、ニードルの抜き差し時に沈み込むがない分、安定した作業が進められます。私はこのタイプを羊毛フェルトを始めた時から愛用してます。
現役引退したマットは改造して、別用途に使っています。
本日のモコモコ庵の教え
1,マットには大きさ、厚み、硬さ(弾力性、反発力)が異なる。それは使用材質による。
2,良し悪し、一長一短というより、相性。快適に作品を作りを楽しむ為には自分にとって、どれがやり易いかの選択。水色と黒の中間にある硬さのワックススポンジが快適なんて発見もあった位!
3,マットの下には濡れハンドタオル。滑り止めシートもGOOD!手芸用品に拘らず、他分野利用出来そうなモノを取り入れてみよう。
以上
此度もご拝読ありがとうございました。
お陰様で8月20、29日と夏休み羊毛フェルトの追加イベントが決まりました。