主人の学生時代からの友達で、奥様と二人で高級賃貸マンション暮らしを

している男の子がいます。

私たちが不動産廻りをしていると彼らが住んでいる部屋が空いていることが判り、

もしかしたら引越ししたのかな~などと話していました。


そしてお正月、彼らから年賀状が来ました。

住所が実家になっていました。

ちょうどその彼から年始に連絡が入り、話す機会があったそうですが

第一子誕生をきっかけに昨年何と、同居することになったそうです。


え~、ビックリ!


彼の実家は母屋と離れになっているとかで

元々、母屋で暮らしていた両親が離れに移るから是非戻ってきてほしいと

強く熱望されての同居らしいです。

ただ建て替えすることは不可で、せめて水回りなどはリフォームすることを条件に戻ったとか。


彼は実家なのでそれほど抵抗は無かったかもしれませんが、問題は奥様。

そもそも奥様は結婚当初から同居に全く乗り気ではなく(当然だろ!)、自分のやりたいことをやりたいタイプ。

趣味の観劇も欠かさず、ショッピングが大好きな行動派。

私はお会いしたことはないのですが、オット曰く“何かワガママそうな女性”という印象でした。


不況で経済的にも助かるし、母屋は自分たちが使えるんだから~とほぼごり押しで同居スタートさせたとか。

今まで気ままな二人暮らしをしていた上の同居に慣れない子育て。

おまけに実際暮らし出してから始まった両親の過干渉。

奥様のストレスは日々増すばかりで文句を言い続けているそうです。

「あの奥さんならいくら敷地内同居でもしんどいだろうな~~。」と呑気なオット。


チゲーよ。

そもそも同居がストレスの元だっつーの。


やっぱり男側には解んないんだろうな、と思いました。

まぁ、完全同居してた立場からいうと敷地内ならまだ随分と天国に感じますが。

さていつまで続くやら。




親というのはいつまでも元気なもんだと思っています。

でもここ数年、私と同世代の親が倒れたり、亡くなったりと

連絡をもらうことが増えてきました。


幸い、私の実家の方は元気です。

元気だけが取り柄というか、今も現役で働き、遊び、その点が安心でもあります。

常備服用している薬もありませんし、健康のためにとシルバー体操なぞ

楽しく通っているそうです。


が、ちょうど一年ほど前、実母が交通事故に遭ったと連絡をもらいました。

実母は単車で20分程の勤務先へ行く途中、近道となる細い側道を通った際

いきなりガードレールにぶつかってしまったそうです。

幸い完全に自損で誰にもケガをさせることなく済んだのですが

転倒した際に顔面を強打し、随分と腫れてしまいました。

私もその顔を見て、かなり驚きました。

知らない人から見たら酒乱の夫に暴力を振るわれたのか?というくらいで

長らく重~い痛みもあったそうです。


実母曰く、そこはいつも通り慣れてる道だし、何も無い真っ直ぐな場所だっただけに不思議、

ぼやっとしてるとこんなことになるんだからもう歳ね~、と落ち込んでいました。

私としては実母の年齢でこういうケガをされると怖くてたまりません。

まぁ、実母は友達も多いので家事や勤務交代など手助けしてくれる人が多く

安静にしていたおかげで1週間もするとまた元気になりました。


が先日、今度は義母です。

ちょっと用事があり立ち寄ることにしました。

実は引越ししてからも何度か行っています。

狙ったわけでもないのに何故か義父の不在の時ばかりでした。ラッキー♪

さてインターホンを押すと義母が出てきました。

その顔を見てビックリ!


義母の顔が青く腫れあがっているのです。


雪が降った後の買い物帰り、玄関の前で誤って滑り、これまた顔面を強打したそうです。

その際、ふいに着いた手も痛めてしまい、全体的に湿布を大量に貼っていました。

大層、喋りづらそうでフゴフゴと口を動かしていました。

義母は血液サラサラの薬を長年服用しているので

血が出ると止まらないことがあります。

が、内出血も逆に危ないそうです。

幸い、病院では何もなかったとの診断を受けましたが

その間も家事を休むことなくやっているそうです。


お邪魔した日も今、買い物から帰ったところだと言っていました。

お風呂掃除も大変だとか。

まぁ、手土産のお菓子を一刻も早く食べたいと言っていたので

気持ちは明るいと胸を撫で下ろしましたが。

残念ながら義母の代わりをやってくれる人はいません。

家にいるのは遊び呆けたジジイのみ。


ホントにうんざりします。

心配になる人たちは心配な目に遭うな~としみじみ思いました。



同居解消してひと月以上が経ちました。

とても快適に過ごしています。

世の核家族はこんな風に自由に生活してるんですね~。

最近はとてもよく眠れます。


何せうるさい音が聞こえないんですもの!


以前は目覚ましをかけなくても起きられました。

毎朝、起きる1時間以上前には義父母の生活音で目が覚めます。

まずテレビの音。

起きたら義母がまずテレビを付け、情報番組やニュースがガンガン流れる。

しばらくしたら義父が起きてきて洗面所でガガッガガッとタンを吐き散らし

スイッチを入れる音、トイレに入る音、そして朝食をとりながら大声でムダ話開始。

その間、テレビの音は徐々にボリュームアップ。

そしてニュースもそこそこに早朝から演歌番組でさらに大音量。

もううんざり。


私は朝起きるのがずっと憂鬱でした。

毎朝、「あ~、今日も義父が生きてんな~。」とそればかり思っていました。

いつまでこんな朝が続くんだろうといつも考えました。

たまに絶望的になり、涙がにじむこともありました。


でもそんな生活ももう過去の話。

朝、となりの部屋の人が出勤するドアの開閉音や通りを走る車の音は何ら気になりません。

最近の休日に目覚ましをかけないでおくと、昼近くなっていることも。

以前は眠りが短いなんてもう歳かしら、などと思っていましたが

こんな学生並に眠り続けるなんて。


やっぱりすごくストレスを受けていたんだと思います。

あの同居生活はホントに意味が無かったな~と今更思います。



同居解消してひと月が過ぎました。
こんなにも快適なのかと毎日過ごしています。
時折、部屋に居てにやりと顔がほころんできたりします。

例年、お正月から不快でした。
最初の朝は全員が揃っておせちを囲むのがしきたりなのですが
日頃、寄り付きもしないリビングの、義父の居座っているこたつに座ると
既にお台がベタベタ汚れていて、とりあえず拭こうと台拭きを見ると
これも薄汚れていて義父が日常、指をねじることを知っているものですから
もう気味が悪くて悪くて。

別のふきんを取りに行くとそれも同じく薄汚れているので、洗い直して台を拭くという。
この日ばかりは家の食器に色々と盛られていますが
その皿も当然、あまり洗われていないので何となくベタついていて。

おせちを食べたら食べたで、義父が真ん中に置いてあるお重を
迷い箸、ナメ箸に加え、かき回しながら美味いの不味いの文句を言う始末。
義母が気を遣って取り箸をちゃんと置いてくれているのですが
それもお構い無しで直箸で好きなものだけ突いていく。
当然食事の最中、会話もありませんでした。

一番嫌だったのは正月最初から何故かテレビは演歌番組のチャンネル。
おいおい! 正月なんだし初笑いとかニュースだとかあるだろうが。
何でよりによってこんな朝っぱらからまたくだらない演歌とかやるかな。
そんなことを思いながら10分足らずで解散。
そしてその後はまた日常生活に逆戻り。

今年はもう行きませんでした。
義母も引越したばかりやし家でゆっくりしたら?と言ってくれたので気が楽でした。
でも多分、もう行かないかな。
義長兄は家族で翌日、お年賀に行ったみたいでしたが
歌番組しか見られないしやることもないのでさっさと帰ってきた、と義姉さんが後日言っていました。
誰が来ても我が城とばかりに気を遣わない義父と居ても子供たちだって楽しいわけなかろう~。
もちろん風来坊の義次兄は連絡すら無く。

今年は初めて、少ないながらおせちを作りました。
オットが美味しい美味しいとたくさん食べてくれました。
今はオットのためだけにごはんを毎日作っています。
普通のことが普通に出来るって何て幸せなんだろうと思います。

何であんな生活を我慢していられたんだろうか。
振り返るとあの期間は『私、生きてない』とホントに思いました。
二度と戻りたくないと思います。


先日朝、義母から電話がかかってきました。

出ると叔父が亡くなったとのこと。

叔父というのは義父の実姉のご主人で、遠方に住んでいます。

私も今まで何度か法事の席でお会いしたことがあり

物静かでなかなかいい人でした。


葬儀が二日後にあるということですがオットは最近、激務で休日出勤が続いており、

その当日も仕事が入っているので、香典を送っておくという話になりました。

義母も風邪気味ということもあり、葬儀は義父だけで行ってもらうということでした。


義父の妹はすぐ先方へ行くとのことですので、義父も一緒かと尋ねたら

義母曰く、何とその夜はカラオケ教室の発表会パーティーが入っていて行かない、とのこと。

おや?確か義父は姉と割に仲良くしていたのでは。

では翌日行くことにするのかといえば行きつけのカラオケスナックの

クリスマスパーティーに呼ばれているので行けない、ということでした。


それって必須?


謂わば遊びやん。


仮にパーティーの参加を申し出ていたとしても身内に不幸があった場合、

急に欠席したって誰も文句言わないと思います。

それも別に自分が主催してるわけでもないし、仮に義父一人居なくたって

パーティーは問題なく進むはずです。


結局、義父は自分の趣味を優先したんですね~。

もうあの歳になると誰も注意してくれないわけですが、

義父ってホントにやりたい放題だな~と思うわけです。

そういう考えでいるくせに、まさか自分の時は皆がすぐに駆けつけて

大いに悲しんでくれるもんだとか思ってないだろうな。

ついこないだ自分が亡くなった時に泣いてくれる人はおるんかな、とかぼやいてたけど。



その翌朝、給湯器にまた不具合が出た旨連絡しようと思ったら携帯が鳴りました。

見ると設備担当のご主人からでした。


メーカーの人は様子を見るように言われましたが、あの給湯器は古いですしね。

これから真冬になってまた同じことになったらお困りでしょう?

それにいつ壊れるかと思いながら生活するのもしんどいし、ガスは何か怖いですもんね。

新品と交換するようオーナーと交渉したんですよ。

そしたら何かあってからだと迷惑だろうから、良い機会だし変えましょうという話になりました。


うわーおニコニコ


助かります~!

実はまた壊れちゃったんですよぅぅ。


担当さんは今から別件でうちのマンションに来るらしいので

帰りにうちへ寄ってくれるとのことでした。

しばらくしてインターホンが鳴り、ことの相談を。

一応、応急処置的なことを試してもらったら、あら不思議。

またお湯が出るようになりました。

給湯器の交換は今度の週末になるのでまた同じことになったら

とりあえず一度この方法を試してください、ということでした。


そしてついでに懸念していた物干しスタンドの設置まで。

スタンドの組立てはもちろん私がしたのですが、それをきっちり固定しないと

窓ガラスに当たって割れたらえらいこっちゃ!なのでどうしようか悩んでいたのです。

今から色々材料を買出しに行くので、ついでに固定する何かを買ってきましょう、と言ってくれました。

しばらくのち戻ってこられて、ささっと設置完了。

材料費は何と500円!

お手軽に陽の当たる高さまで物干しが上がり、ガッチリ固定。

干してみた洗濯物も下にずることなく、夕方にはカラリと乾くようになりました。



その週末、ガス業者が来て新品の給湯器と交換してくれました。

一番新しいやつです。

表示も音もスマート。

もちろんお湯の出が不安定なこともなくジャーーーーー。

あ~、何て快適なんでしょう。

一時はどうなることかと思いましたが。



新居の管理は個人オーナーです。

市内に多数、マンションや土地を持っている一族の一人だとか。

いや~、世の中にはお金持ちっているんですね。


常駐していないので翌朝早速、給湯器の件でオーナーに電話をしたのですが

なかなか電話に出てくれませんでした。

私もその日は午後から仕事に出ないといけないので仮に今夜も銭湯だとしても

とりあえず今後の目途は付けとかなければならない。

前に転勤先で住んでいたマンションは管理が不動産会社だったので

連絡が取れないということはまずありませんでした。

うぅ~、どうしたらいいんだ~。
何度となくかけ続けて、ようやくオーナーと連絡が付きました。


「早速、設備担当に行かせますわ。」

これで一安心。

数時間後、担当者が来てくれました。

担当者はオーナーの知合いという年配のご夫婦でメインは電気関係なのですが、

ついでにうちのマンション設備全般を取り扱っているそうです。

とても気の良い方でした。

やはり不完全燃焼を起こしており、これは専門業者を呼ばないとだめだということがわかりました。

残念ながらその日も銭湯行きは決定。


翌日早速、メーカーの人を連れて再度来てくれました。
が翌日、調べても何ともないのです。

普通にお湯も出るし、怪しい箇所も出てこないようで。

給湯器は確かに経年なのですが、実際に不具合が起こらないと何とも修理のしようがない。

「ちょっと様子を見てもらえませんでしょうか?」とメーカーは言い残し、帰っていきました。

まぁ、お湯が出るならしょうがないか。

そして数日後、仕事から帰って風呂に入ろうとすると何とまた真水。

同じくリモコンにはエラーの表示。

うそーーっ、あれから問題なく出てたじゃないかーーっ!


時間はとっくに1時を過ぎていました。

こうなったらまたあの銭湯か。

いつもは大人しいオットも最近はかなり仕事が立て込んで帰りがかなり遅いのもあって

イライラが隠せない様子。

帰ってきて早速ビールを飲んでしまい、銭湯への運転は私しか出来ません。


行きの車の中で考えました。

雨の日の運転は嫌だな~、寒いし…。

そういやこないだ不具合が起こったのも雨だった。

湿度で種火がダメになっているのかも…。

明日電話しないとなぁ。


辺りは真っ暗でホントに真夜中。

ホントに悲しくなりました。


でも仕方ない。私が選んだのだ。

泣き言は言いたくない。




仕事から戻ってある晩、お風呂に入ろうとシャワーをひねりました。

が、待てど暮らせどお湯が出てきません。

おかしいと思い、少し前に溜めたばかりの浴槽に手を突っ込むと…真水でした。


ゲゲゲ―ッ!


マジかいや。マジかいや。

慌ててタオルを巻きつけ、オットに助けを呼びました。

オットが給湯器を確認するとびっくり。


めじろ子ちゃん、大変!!!

給湯器付近が生ガス臭いっ!!!!


入居して一週間、何と給湯器が壊れちゃったのでした。

そういやこの数日、お湯の出が不安定だなとは思っていたのですが。


それにしてももう深夜12時をとうに超えています。

慌てて遅くまでやっている銭湯を探しました。

まだ家のネットは繋がっていないのですがWi-Fiを持っててホント助かりました。

営業は12時終了が多く、かろうじて車で20分に1軒だけ朝方まで開いている銭湯を見つけたので

タオルやシャンプーなどをバッグにほりこんで、早速ゴー。


あ~、温かいお湯に入れて良かったぁ。

ほこほこ温まったところで風呂上りにお決まりのフルーツ牛乳を飲みたかったのですが

昨今、自販機が主流のようで冷蔵庫は見当たりませんでした。

仕方なく来た道を戻り、家に着くと3時でした。

やれやれ。明日からどうなるんだろうか。


仕方ない。私が選んだのだ。

泣き言は言いたくない。


新居は随分と狭くなりました。


敷地面積だけでも前の家の半分。

敷地内に車が2台、脇には自転車も数台置けるし、その奥には三階+ロフトの住居。

考えてみたらかなり広い。

なのにあの息苦しさは何だったんだ?


新居は賃貸とはいえ、不動産担当にお願いして何度か下見もさせてもらいました。

このくらいこじんまりとしてると却って暮らしやすいよね、なんて思っていました。

でも実際暮らしてみるとやはりその狭さを目の当たりにします。

一番驚いたのはベランダ。

朝からカラッと晴れた良い天気で引越して早速、意気揚々と洗濯物を干そうとしてびっくり。

パッと見、わからなかったのですが実際やってみると奥行が無い上、

景観を重視しているため思った以上に物干しの支柱が低いことに気づきました。


私の服なんかはいいのですが、オットのシャツ類を干すと袖が下にずるのです。

ジャージなんかは当然、お奉行様。

壁の陰になり、陽があまり当たりません。

何とか工夫して干し終え、仕事から戻って洗濯物を取り込もうと触ると全部湿気ていました。

かろうじてTシャツが乾いている程度で、タオルでさえ半乾き。


えらいこっちゃー。


この先、どうしたらいいんじゃろうかいのぅ。

夏はよくてもこれから冬になってこのままだとヤバし。

前の住民はどうしていたんだろうか。

見てみると下の階の人たちも物干しが全く見えていませんが。

冬は全て乾燥機をかけねばならんのか?

あ~、洗濯乾燥機を買っといて良かったー。

いやいや、この先毎回毎回、乾燥機を使っていたら電気代がすごいことになるぞ。


数日、『ベランダ 奥行が狭い』、『ベランダ 物干し台』、『ベランダ 物干し受け』など検索し続け

色々と考えあぐねました。

やはり別に物干しスタンドを買うしかないな。

それも奥行が狭いところでも大丈夫!ってやつ。

ちょうどホームセンターで手ごろなものを見つけました。

よし、何とかそれでやってみよう。


仕方ない。私が選んだのだ。

泣き言は言いたくない。



引越してから2週間が過ぎました。

あ~、あっという間じゃ。しみじみしょぼん

引越後、数日で段ボールから全て取り出し、この週末でほぼ全てのセッティングが終わりました。

とりあえず詰めていたものも整理が出来て、あとはネットがつながればおしまい。

師走で通信作業もたてこんでいるとかでホントに年末ギリギリになりそう。

幸いモバイルツールも併用しているので何とか検索などは困らない状態です。


実は間違って持ってきたものも何個かあったので休日、戻ってみました。

幸い~、義父はグランドゴルフに出かけ不在にひひ

義母は何をするわけでもなくぼ~っとしているということだったので午後に行ってみました。


ドアを開けた瞬間、何だろうかこの違和感。

ついこの前まで住んでいたのに既に自分たちの住処ではないというか。

知っているはずだけど、他人の家というか。


元々、自分が暮らしている!という実感もなく過ごしてきた家。

淡々と一日を過ごしていた家。

日々、“住まわせてやってる”とされて暮らしてきたせいかも。


ゆくゆくはまた戻らないといけないのかもしれないけど

やっぱもう二度と義父はもちろん、義母とも一つ屋根の下で暮らしたくないと思いました。

まぁ、向こうもそんなことは言ってこないだろうけども。

お互い、気が楽になっていると思います。