日本人の教養 6   WGIP(War Guilt Information Program) | 社長力検定「後継者育成塾」

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 自虐史観政策

大東亜戦争で日本は敗戦国になり、「東京

裁判」によって、自虐史観を植え付けられ、

戦前の社会はすべて否定された。まさに

思想の大敗北である。

  江藤淳 WGIPを解明

江藤淳は、(平成6年・1994)1月10日、

「閉ざされた言語空間」を文蓺春秋より発表。

本書は、GHQが日本人の思想改造のために

「WGIP」と呼ばれる「自虐史観」によって、

日本人に戦争に対する罪悪感を植えつけたこと

を詳述している。

昭和20年(1945)9月22日、民間情報教育局

(CIE)は、日本人全体に敗北と戦争に関する

罪を徹底的に植えつけることを目的に設置された。

アメリカは、日本が二度と刃向ってこないように

するために「祖国への誇り」と「肉親、同胞、

郷土への愛を破壊する」ことを決めていた。

日本人のアイデンティティを内部から崩壊させ、

「大和魂」を木端微塵にするためである。

 マッカッーサーの政治顧問付補佐官ジョン・

エマーソンは、昭和19年(1944)1月、

米軍軍事施設団として、中国延安を訪れた。

そこで中国共産党が、野坂参三ら日本人捕虜

に対し、心理(洗脳)戦を仕掛け、成功している

状況を目の当たりにする。すなわち軍国主義者を

批判し、国民に同情を向ける策略だ。この成功例

を日本占領に応用し、あくまでも軍国主義者が

戦争を主導し、国民の苦難、窮乏はこの悪魔たち

の仕業とした。広島、長崎の原爆投下は、戦争を

止めさせ、軍国主義者から国民を解放するための

正義の手段だったと信じこませる。

 昭和20年(1945)12月8日から17日にかけて、

日本の新聞各社に「太平洋戦争史」を掲載させた。

さらにNHKに「真相はこうだ」という番組で「南京

の暴行」などを放送。軍規正しく行動していたはずの

「皇軍」が、実は残虐行為を繰り返していたという嘘

の報道に国民はまんまと騙され、日本人は「祖国」

を失っていった。

 「大東亜戦争」を「太平洋戦争」と言い換えさせ、

戦争のために傾注した膨大なエネルギーを一挙に

虚無化させた。また、現代仮名遣いとして、簡略化

し従来の仮名遣いを「過去の遺物」のように葬った。

「東京裁判」により、軍国主義者を裁き、憲法9条によ

り「戦争放棄」させ、アメリカが日本を守るとして、

日米安保条約を結ぶ。アメリカは寛大であるとの印象

を与え、強制力ではなく、あくまでも自己批判と言

う形で思想改造を仕向けた。

新聞マスコミは、アメリカの片棒を担いだことから

更正論が言えず、産経新聞を除き、敗者としての

日本を継続させている。彼らの好む「平和」

「人権」という言葉は、日本人のために使われず、

「反日感情」を増長させている。愛すべき日本が

抜け落ちているからだ。

 人間は言葉で思考するので、新たな日本人が生

まれたことになる。このように戦後の日本人は、

戦前の日本人との連続性を遮断され、「日本人」

らしさをすっかり去勢された。江藤の「自虐史観」

払拭内容の書籍は、一般人レベルまで購買層が広

がらなかった。江藤のリーダーシップは、残念な

がら未だ「WGIP」に勝利していない。