人を動かす1分間スピーチ 松原 時雄 | 社長力検定「後継者育成塾」

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大いに読書に励み、郷土を愛し、

世界へ羽ばたこう!

  

 次の文章は、三島由紀夫原作「美しい星」の主人公一家の説明で

 る。文章をよく読んで、課題に従い、あなたの考えを書きなさい。

 

 

  (主人公一家の説明) 

  

 十一月半ばの夜半過ぎ、飯能市の旧家大杉家の家族四人が町はずれ

の羅漢山に向かった。彼らはいずれも地球の人間ではない。父重一郎は

火星、母伊藤余子は木星、長男一雄は水星、娘暁子は金星から飛来し

た宇宙人だと信じていた。家族全員が「空飛ぶ円盤」を見てから、自ら

の素性に目覚めたのである。その夜、円盤が来るとの通信を受けていた

が、ついに出現しなかった。家族四人とも宇宙人であることを世間には

隠し、核兵器の恐怖から人類を救うために行動を開始した。重一郎は

「宇宙友朋会」を作り、「世界平和達成講演会」を各地で開催する活動を始めた。

長女暁子もソ連(現・ロシア)のフルシチョフ共産党第一書記に核実験を

止めるよう嘆願する手紙を書いた。一方、このような大杉家に対し、

反感をもつグループがあった。仙台に住む、羽黒助教授とその教え子

たちである。彼らは、白鳥座六十一番星周辺の未知の惑星から地球

に来た宇宙人らしかった。彼らは、一雄が私設秘書を務める衆議院

議員黒木と繋がりがあった。一雄は、彼らを東京観光に招待した際、

父の重一郎が実は火星から来た宇宙人であると告げた。

 

 

(課題)

 

 重一郎は、火星人である秘密を長男によって明かされました。今後、

 

羽黒助教授たちに地球の素晴らしさをどのようにアピールしますか?

 

重一郎になって、二百字以内で書きなさい。