本稿では、従来「フエルミ推定」として出題を
してきましたが、今後名称を「教養力」と改めます。
本来、当該問題の定義は、データが出されていない
物理量を推し測り回答するというものです。
脳を鍛えるという狙いは、同じですが、私は
教養を高めることを求めています。従い、
「フエルミ推定」とは異なる数量(数字)になるのです。
Q. 昭和2年に公布された「兵役法」によって
日本男子は、満20歳の年に「徴兵検査」が
義務付けられました。
しかし、逃亡や詐病によって徴兵検査を免れようと
した人がいます。
1936年の記録では、何人いた時と記録されている
でしょうか?
A. 記録では、1801人となっています。
正直、多いか少ないか分かりません。
理不尽な国の命令を拒否した人たちが
いた事実を知るべきです。
ただ、相当な「勇気」がいったと思われます。
何しろ戦争に行かない男は、「非国民」という
レッテルを張られた時代でしたから、周囲の
反発も凄まじかったと推定できます。
平和な時代に生まれた良かったなとつくづく
思います。
* 今日は、日芸の総会がありますので、
質問メールがあっても即答できません。
悪しからず了承ください。TOKIO