AI要約

 FMのカーラジオで初めて聴いた「Hallelujah」は、通り雨の中で流れ、天気が一転して晴れたことから「晴れるや」と脳内で変換されるようになりました。マーサ・ウォッシュとイゾラ・アームステッドの力強い声は「ビックママ」を連想させ、後に見たミュージックビデオ(MV)では、ブーメランパンツの男が傘を開いたまま落ちてくるシーンに驚きました。歌詞の和訳を見て、そのままの意味であることに気づきました。この曲からは女性の力強さを感じ、「ビックママ」という表現が容姿よりもその意味合いに合っていると感じました。男性が女性の本当の強さを感じ取っているため、過度な主張は歪な反発を招く可能性があり、女性はそのことを理解しているため、規律を作る必要はないと考えています。

映像技術がまだ黎明期だった当時のMVや映画には手作り感があり、技術的に不可能な部分を発想と生身の力で補おうとする情熱が感じられます。予算や時間がない中でも発想力で補うことができ、その情熱が心を揺さぶる可能性を秘めていると感じています。

原文

 はじめて聞いたのはFMのカーラジオからでした、通り雨の最中にこの曲がかかると天気が一転して日差しが差し込んできました。その印象のせいかHallelujahが今でも私の脳内では「晴れるや」に変換されます。マーサ・ウォッシュとイゾラ・アームステッドの力強く迫力のある声には容姿を見なくとも「ビックママ」のフレーズを想像しました。MVを見たのは、かなり後になっての事ですが色んな意味で驚かされました、むしろ容姿がイメージと差異がないこと位でした。MVでブーメランパンツのコートを羽織った男が傘を開いたまま何人も落ちてくるのです、映像技術的にまだまだ黎明期だったことも考慮しても全体を通してもこの部分だけは全く意味がわからなかったのですが、さらに後に和訳を見て目が点になりました「そのままじゃん」。

 歌の印象からも前文に書いたように女性の力強さを感じました「ビックママ」というのは容姿よりもこちらの意味合いがむしろ合っています。昨今の色々叫ばれている問題もありますが私は大半の男性は女性の本当の強さを感じ取っているのではないかと思います、故に虚勢を張らないといけない分あまり主張を強めると歪な反発を呼ぶのではと思うのです、そして女性はその事を分かった上で転がせる強かさを持っていると思えば何も規律を作る必要性は無いような気がします、まぁ男性の力の意味合いでの防衛策ぐらいの制度は講じるべきでしょうが。この当時のアメリカを外から見てこのMVはアメリカの外面と内面を見ているようで「根本は同じだよなぁ」と驚きと安堵感があります。

 映像に関して言えばこの頃の映画もそうでしたが手作り感が強くまぁ「やっつけ仕事?技術的・予算的にそうなのか?」というのもありますが、まだこの頃に技術的に不可能なところを発想と生身の力で補おうとする目には見えない情熱が私は愛おしくて尊敬の念を感じるのです、これは今も昔も違う分野でも見受けますが予算が無い・時間が無いと言いますが、何ら事はない出来ることはあるのです、技術の進歩で同じ事をするのであれば差が出て当然ですが人間には発想力があるという事を教えてくれます、そしてそれが心を揺さぶる可能性を秘めている事を。

私的感想

  It's Raining Menについて 上文で述べてしまいましたが、あえて一言述べるならば「感性で良いと感じたものに理由はいらない」