日本では、
子どもの教育とお金を直接結びつけることを
毛嫌いする方々も多いと思いますが
大前提として、
子どもを持つ両親が知っておかなければならないことは
今の世の中、人間が生きるためには「お金」が必要だということです
なぜ「お金」が必要なのか
人間が生きるために必要なことを列挙してみると
確かに、太陽、重力、水、空気・・・
の部分は無料で手に入るかもしれませんが
現代社会では、水も飲料水となると、
無料では手に入らないものです
そして・・・
日本全国、人間が住める土地は、誰かしらの所有地になっていて
その所有地に生えている植物を勝手に採れば、
盗ったことになります
その所有地に動物を狩れば同様に盗ったことになります
勝手に住居を構えれば、
刑法上の不動産侵奪罪になってしまいます
裸で外を歩けば、逮捕されてしまいます
衣・食・住という人間としての基本的なところを、
最低限満たそうとするだけでも
生きている限り必ずお金がかかり続けます
他にも、移動するのだったお金がかかるし、
なにかしらの知識や知恵を得るために勉強するのにだってお金がかかるし、
余暇を楽しもうとするにもお金がかかる
人間が現代社会で生きる限り、
必ず「お金」を支払い続ける必要がある
だから、子どもたちにも、22歳を迎えて社会に出た後、
両親に頼ること無く、自力で「生活費」を稼ぎ続ける必要があるのです
「人間がお金を稼ぐ」
↓
「お金を消費する」
だから、子どもたちに対して、「お金」とは
「お金」を稼ぐこととは
原理原則から教えていくことは
一昔前で言えば、「狩りの方法」を教え込むのと同じく
生きるための術を教えることであり、大事なことなのです
これが大前提として、両親が理解できていないと
「子どもの教育」に良い悪いの判断基準が発生しないと思います