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甲子園の土

 毎年、春夏の全国高校野球甲子園大会で敗退したチームの選手は一心不乱にバッグに、スパイクの袋に甲子園の土を詰め込む。持ち帰った甲子園の土はその後選手の大きな心の糧となっている。 

 通信技術の驚異的な発達によって加速化されたグローバリゼーション、日本はその流れに対応しきれていないように思われる。もっと個の能力を上げて、活用すべきではないか。せっかく海外で苦労して培った能力、経験を帰国後には生かすことができなく、日本の伝統的な横並び主義、組織に順応することが求められる。

 たとえば、未だに外国人に外国人固有の能力を持ったまま、日本的になることが求められる。今、そしてこれからは、日本の慣習的な会社組織、人間関係、対外戦力を根本的に見直し、外国人の特性、個性をそのまま受け入れ、むしろ会社を外国人の価値観の方に合わせていかなければならないのではないか。

 どうも現在の日本は、田舎へ行けば行くほど現状認識が乏しく、繁栄を謳歌していた当時の感覚から脱していないようだ。簡単に言えば、私利私欲に固まり、縮こまっている。