長時間の撮影だったのですが、どんなシーンにおいても、集中力を失うことなく撮影に応じて、 驚くほどでした。


ファンミーティングの真っ最中なんですよ。 ファンたちのステイ(STAY)のためのステージなので、 準備している間ずっと気分がよかったんですが


その気運が今日の撮影にまで続いたって感じです。 一人じゃなくて、STAYが 一緒にやってくれているような感じですかね。



すごい愛ですね(笑)。 先日の3月20日、24回目の誕生日には全世界からお祝いが殺到したりもしました。


こんなにも膨大な愛をもらう気持ちとは?


身に余るほどですね。私自体が長い付き合いの方にだけ、深く心を表現できる人なので誕生日が来ると


あれこれ考えてしまい、緊張したりもします。 しかし、ファンのお祝いは100%純粋な心じゃないですか。


そのためか、ファンに祝ってもらう時が、一番幸せで心が楽です。



3年半前に<ELLE>と出会った時は「BACKDOOR」が<タイム>誌選定2020年最高の曲の中で


K-POPで唯一選ばれ、皆を驚かせた時期でした。 数多くの記録を立てた今、そのことは遠い記憶になったでしょうか。


そんなことありません。 前回のミニアルバムが初めてビルボードの「ホット100」チャートに入るなど、ありがたいことがたくさん起きましたが、


ステージに上がった時を除けば、 体感するのは簡単ではないんです。 ある成果を達成したからといって、それに満足する性格でもありません。


私たちが立っている位置で認められたという感じを受けた時、一番幸せだと思います。


その時はその時期にできることを成し遂げたので、今はまた今だからこそ、成就することがあります。



昨年、MTVビデオミュージックアワードでベストKポップ賞を受賞したことのようにですかね。


普段から好きで、尊敬してきた海外のポップスターたちと同じ舞台に立つというのが、依然として夢のようです。


だからもっと雰囲気や舞台を楽しむために努力してします。



今年初めにパリで開かれたチャリティーコンサートのビハインド映像を見ると、好きなアーティストに


サインを要請することをとてもためらっていましたね。


とても緊張しました(笑)! ぐずぐずしていたらヨンボク(フィリックス)が、僕を直接連れて行って


サインを受け取ってくれました。



直近のアルバム<楽-STAR>収録曲「死角地帯」の歌詞の中で"They only look at results and success


(人々は結果と成功だけを見ている)」というStray Kidsの話のような気もしました。


2018年のデビュー以来、いろんなことを経験しながら、今の位置まで来ました。


本当に一つ一つなり遂げてきました。 チームに対するメンバーたちの愛情がひときわ大きいのも孤軍奮闘しながら一段階ずつ


上がった過程をすべて生々しく覚えているからだと思います。 今振り返ってみると跳躍のための準備期間のようにも感じられる時間です。


過程も重要ですが、ある程度成果があった時に初めてチームの未来を楽な気持ちで描くことができるようになるじゃないですか。



デビュー7年目のStray Kidsにとって そうだった時点は。


今も相変わらずその過程にいます。 私たちが努力してきたことにまだ満足したくないし、


もっと多くのことをやり遂げたいんです。 依然として見えない努力の過程が重要であり、結果はついてくるものだと信じています。



全然満足したり安心したりしていませんね(笑)


僕だけじゃなくて、 メンバーみんなも感じています。 K-POPのシーンは本当に幅広いじゃないですか。


新しくデビューするチームも多いので、置かれていかれないようにしたい気持ち、


今の位置で堂々としていたいという気持ちになるしかないです。 ファンたちの愛のおかげでここまで来たのに、僕たちの実力がそれに及ばなかったら


それほどに恥ずかしいこともないでしょうから。



今年のゴールデンディスクアワードで「偉人伝」の舞台を披露することになったことを喜びながら、練習する姿が不思議でした。


数万席の海外スタジアムを埋め尽くして、フェスティバルのヘッドライナーに立ちながらもそうできるというのが。


相変わらず新人のような覇気、野望が照らさしてほしいです。 僕も新人時代、こうやって依然として、情熱溢れる先輩アーティストのステージを見ながら


「こういうのが本当に素敵なことなんだな、私もこうならないと」と思ったんですよ。 努力しながら余裕は多少できましたが、熱情だけは手放したくないです。



18歳でデビューした後も、ダンスをもっと学びたく、ソウル公演芸術高等学校の実用舞踊科に進学し、依然として練習欲が多いことで有名です。


そんなヒョンジンが振り返ってみても本当に頑張ったと褒めたい時はいつですか。


2021年秋、スタジオダンスチャンネルの「Artist of Month」でダンス映像を準備する時期、出演提案を受けて悩んだ瞬間から練習、撮影する


すべての過程が大変でしたが、私をもう一度成長させてくれた時間です。 特に他の出演者たちが僕たちとデビュー時期がかぶっていたので、Stray Kidsを代表して私が出演したという負担感が特に大きかったです。



それでも結局やり遂げた理由は。


勝負欲ですね。 自分に対する勝負欲。 私自身の姿に実際に私が及ばなかった時、苦しみしかないでしょう。


それを乗り越えてみたかったんです。 恐怖のためにあきらめることなく。 そしてここ数ヶ月も本当に一生懸命、生きています!


変わったダンストレンドに合わせてダンスレッスンを熱心に受けているんですよ。



観客が入場する前、空いている公演場を見た時どんな気持ちになりますか? インスタグラムにアップした、突出ステージを走る映像には


「幸せ」というコメントをしていましたが。


正直、「わぁ、こんなに大きなステージでミスしたらどうしよう」'という気持ちが大きいですね。 人々の期待を満たさなければならない、というプレッシャーもあります。


それでもリハーサルの時に曲が響き渡り始めると、胸がいっぱいいっぱいになります。 正直、すべての過程が幸せです。 こんなに大きな舞台に立つことができるということ、私たちを見てくれる人がこんなに多いということすべて。



舞台上のパフォーマンスに対する期待値が高いメンバーとして負担はないですか。


僕は「一瞬のぱっ!」のインパクトを与える役です。 ダンスはリノ兄さん、ボーカルはスンミン、 全体的なプロデュースをするバンチャン兄さんが中心を取ってくれます。


それで私のパートを悩んで楽しむだけで、プレッシャーはありません。



Stray Kidsは、アルバムやレコーディングへのメンバーの関与度が高い独自のチームです。 ヒョンジンの自作曲である「隠して」の録音ディレクティングを直接する面は新鮮でした。


ディレクティングは初めてではありませんが、メンバー全員が真剣に取り組んでくれて楽しかったです。 残念ながらファッションウィーク参加など、いろんな日程のため最後までには参加できなかったんですけど。



今年3月には「SKZ-Record」を通じて「Hey you」と「Long for you」の2曲を相次いで披露しました。 2曲とも映画『クローザー』(2004)からインスピレーションを受けたと。


『クローザー』は愛の裏面をよく描いた映画じゃないですか。 映画の中の話が、私の中に自然に溶け込んだのか、書きたいところを想像する時、この映画が思い浮かびました。


自分が考えていること、話したいことを歌で表現することに大きく意味を置いています。



メンバーのチャンビンがヒョンジンの長所として「フィードバックを恐れずに要請すること」と話したことがあります。 そのように受けたフィードバックはどのように受け入れていますか。


私は全部もらっちゃっています! 相手が私のためにしてくれた話だと思いながら、謙虚に受け止めます。 私が持っているのが私だけの色になるかも知れませんが、


それが強すぎると枠に閉じ込められるように感じるんですよ。 音楽であれ、ダンスであれ、まだすべてを開けておいて学びたいので、もっと積極的に受け入れようと思っています。


プライドを守ろうとしたなら、最初からフィードバックも求めなかったでしょうね。



その中でも力になったフィードバックがあれば教えてください。


メンバーたちは、僕の「自尊心を守ってくれる人たち」です。 時には自信感が足りない私をもどかしく思うこともありますが、上手だという誉め言葉が正直に感じられない瞬間もありました。



そうなんですか? なぜでしょうか。


いい反応をもらえたと意気揚々として、自分自身に心酔していた時期がありました。 でも今、あの時を振り返ってみると本当に足りなかったんですよ(笑)!


むやみに「上手だ」というより、少しのとげがあっても足りない部分あまで話してくれるのが本当の褒め言葉だと思います。 短所が見えても良い点をまた探してくれることこそが、愛情ですからね。



健全な批判は関係に対する信頼に基づいて可能なものではありますからね。


私がフィードバックを求められた立場である場合も同じです。 もっと良くなりたくて、私に話を聞きにきているので、率直に言わなければその人はずっと同じ場所に留まるようになるじゃないですか。



ツアーの時も、いろんな種類の筆をケースに入れて持ち歩くくらい、絵作業に本気のようですが、 どんな絵を描けばいいのか、その対象を探すのが難しくないですか。


難しいですね。最近は、何を描けばいいのかについて、悩んでいるばかりです。 一人でいる時に、落書きするのが日常になりましたが、それでも私という人を思い浮かべた時に連想される絵が、一つくらいあればいいのですが、一応最近は木蓮をずっと描いています。



おお、意外なテーマですね。


偶然、ボク·ヒョグン詩人の「木蓮後記」という詩を読んだのですが、木蓮が咲いて散る姿が、私たちが生きていく世の中と大きく変わらなく感じました。 モクレンは桜のように人々の大きな愛をもらえないし、咲いたときはきれいだけど、茶色に変わって落ちた姿はあまり美しくないじゃないですか。


それを憐憫に思わないようにしよう、というのがこの詩のテーマですが、それ以来木蓮を探求しています。



このように「ふわふわ」な感受性とはどう過ごしていますか。 アーティストとしては長所ですが、無難な方が楽な時もありますからね。


創作というには多少大げさですが、今のように踊って、曲も作って、絵も描いて、写真も撮る、このすべての活動を少し横に置きたくはなります。


想像も止まてですね。でも、それを思うようにできない自分がちょっと疲れな~とは思います。 しかし、結局このすべての過程を経て、ある結果物を作り出した時、そして、それを世の中に送り出す時が一番楽しいです。



相変わらず、一番楽しいのですね(笑)


とにかくやり遂げたんだから、あとまたこれを一緒に聞いて、見て、共感してくれる人たちがいるじゃないですか。 そこで幸せを感じます。



今日ずっとヒョンジンの指に挟まれていたカルティエ·トリニティ·リングは愛、信頼、友情の三位一体を意味します。 この中で今ヒョンジンにとって 一番心に響く価値はなんでしょう。


友情!いつからかどんな感情より、友情が一番「濃い」ような気がします。 友情をうまく築き、私の人生にそれが丈夫な支えになってくれれば、恐れることはないと思います。 どんなものも。E