2016年モデルのKhodaa Bloom(コーダブルーム)のFarna 700が入荷してきたので早速、組んでみました。






はいこちら。『2016 Khodaa Bloom Farna 700-Tiagra』です。

こないだ店長が試乗車の105仕様について書いてましたが そのTiagra版。

試乗会で実際に乗ってみたかったのですが今年は試乗会がなさそうな雰囲気がプンプン…。

一応、こないだ試乗車に乗りましたが店の外周300mくらいでは直進安定性の良さしかわからんかった。

まあ組見ながら感じたことや感想みたいな内容ですが自分なりに書いてみることにします。

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フレームは緩やかにトップチューブからバックステーまでカーブするスローピングフレーム。

『 カーボンフォーク + カーボンフォーク +4700/Tiagraメイン 』の構成。






カーボンフォークですが姉妹モデルのFarna SLシリーズと同じくコラムまでカーボンとなりました。

確認してませんがSLシリーズと同じフォークになったのかな?形状がよく似てる。

ただ、デカイ画像が無いですが先端がやや反ってる?…ので新しく新造したのかもしれません。






わかりにくいですがバックステーにご注目下さい。

くにゃんと曲がっていってますね。






バックステーをナナメ後ろからみてみる横に潰れた扁平形状です。

上記の弓なりの形状と併せてロングライドに特化したフレーム特性かと思いきや単純にそうでもない。






コラムスペーサーがたくさん入っているので気づきにくいですがヘッドチューブは短くて位置としては低め。

これがこのモデルの最大の特徴とも言えます。



展示会で営業の方に『ロングライドモデルですか?』と聞いたら『直進安定性重視です』とお返事が。

ロングライドモデルやコンフォートモデルと呼ばれるモデルは総じてヘッドチューブが長めで高め。

これはハンドルが身体に近くて上体が起き上がり気味で乗りやすい反面、重心は高く前荷重も少ない。

体が起きて腕も引き付けられないためシッティング・ダンシングでもスピードが乗りにくいです。



この辺りは長々と書き出すとレーサーモデルも引き合いに出してこなきゃならなくなるので割愛!

直進安定性だけでなくある程度の速度の獲得も目指したモデルかなという印象を受けました。

初心者の方はもちろん、初心者を脱し自分なりのペダリングが確立されてきた方に特に『向き』かな?

一定のペースで延々と走り続けるスタイルの人には特に相性が良いかもしれません。

自分がその系統のペダリングなので個人的にも相性が良さそうです。






チェーンステーは縦と横に潰し加工が施されてます。






コンポーネントは4700/Tiagraメインです。

クランクは50-34T。






リアスプロケットの歯数は12-28T。






そしてKhodaa Bloomと言えば『必ずワンランク上のパーツかホイールが付いている』…

のご多分に漏れずこのモデルもティアグラメインでありながら前後ブレーキは105です。

コストカットのため真っ先にダウングレードの対象になるパーツを逆にアップグレード。さすがですな。






ケーブル類はフレーム中通しです。

2015年モデルは外通し式でしたがこちらも2016年からSLシリーズ同様の中通し形式になりました。






シフトケーブルはダウンチューブ裏から出てボトムブラケット裏のガイドに接続。

SLシリーズはガイド自体がないのでこの辺りは差別化されています。






個体差かもしれませんが、フロントディレイラーのワイヤーがフレームの溶接部分に干渉してました。

なので直接こすれ合わないようにケーシングを仕込みました。






別角度から。

もともと製品にも黒いケーシングが付属しますが太く画像のようにガイドのミゾや通しには通りにくい。

ガイドの通し部分を貫通してないとすっこ抜けて肝心の干渉部をガードしない可能性もあります。

当店ではそういう可能性も考慮してキッチリチェック、組立ていたしますよ。






ボトムブラケットはスレッド式ですね。

SLシリーズはBB86なのでこの辺りも差別化されています。

ホイールベースが長めなだけあってシートチューブとホイールの間隔が大きいですね。






ハンドルはクランプ部分からSTIレバー方面にかけて扁平形状のハンドルが採用されています。

ハンドルやステムはフレームサイズに合わせてそれぞれ変更されています。






ハブはVUELTAとなっていますがNOVATECのグループ会社製ですので非常に高回転です。






タイヤはMAXXIS(マキシス)社製の25Cのモデルが採用されています。






ロゴ入りサドルは旧モデルから形状に大きな変化はないですが車体カラーに合わせたカラーリングです。






塗装も従来モデル同様にキレイなラメをあしらったような輝きです。






ダウンチューブ裏のロゴも健在。






重量は465サイズ実測(ペダル無し)で8.8kgでした。

公式が9.2Kgですがこれはおそらくペダル込みの重量ですね。

このFarna 700モデルには105仕様だろうがTiagra仕様だろうが『ペダルが付属します』。

Farna SLシリーズはペダルが付属しませんのでご注意下さい。






というわけで新しくなったFarna 700-Tiagraでした。

単純なロングライド。コンフォートとは違う切り口のバイクという点ではなかなか面白いと思います。

個人的には↑の方でも書いた通り全くの初心者の方よりも脱初心者の方あたりが最も楽しめるかなと。

もちろん初心者の方でも問題なく乗れると思いますけどね。

詳しく書けるほど乗れてないので、また試乗車でも借りる事ができたら是非ある程度乗ってみたいです。



とりあえず、この画像のモデルの465サイズはフリー在庫で完成品でございます。即納可能です。

店頭展示しておりますので実物を見に来られたい方は是非。ホームページはこちら

お問い合わせやご注文は店頭だけでなくメールでも可能です。

お電話ではあまりお時間取れませんし、全員が全員詳しい訳ではないのでメールにてお願い致します。





【宇治の紅葉】



8時といういつも起きるような時間帯に既に淀川に取り付いて…






宇治の茶団子屋さんに久しぶりに団子を買いに出かけついでに平等院前の紅葉を見物。






なかなか綺麗です。






まだ10時前くらいだったので意外と人がおらずのんびり写真撮れました。






紫式部像があります。

ここもいつもは人が多くなかなか写真を取れないのですがこの日は誰もおらずのんびり写真撮れました。






橋が工事中で防護ネットがなかったら良かったんですけどねぇ。






かいたひと→店員A