【出てきた無期囚の証】
宮城刑務所でクリスチャンになってから殺人事件を起こしたと言う人と文通していました。最近5年ほど手紙はありません。他に多くの方と文通ができるようになってのことですから、私は嬉しく思っています。孤立していないということですから。
さて、その文通相手と同じ部屋に行ったと言う無期囚の方が、奇跡的に出社されました。出所してきた時は、既にストロークで半身不随でした。埼玉の養護施設に入られたとのことでした。
彼から電話をもらって、このように話されていたことを私は今でも忘れません。
刑務所で同じ部屋にいましたが、進藤 牧師と彼が文通を始めてから、彼は生き返ったかのように明るくなり、人に親切になって、体の不自由な私のために朝晩の布団の上げ下げをしてくれたのです。そんな彼の感謝と同時に進藤 牧師の文通がなければ彼に優しくしてもらえなかったと思うとお礼を一言言わずにはおられません!と言う内容です。
【この宮城刑務所から出てきたkさんは越谷の施設に入っているが私の見舞いは丁重に断られた。宗教は要らないというサインだったと思う】