従うものだけが知っている!これを特権と言う
完全原稿
[ヨハネの福音書 2:1,2]
それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があり、そこにイエスの母がいた。
イエスも弟子たちも、その婚礼に招かれていた。
1.キリストの最初の奇跡は結婚式!
これはキリストの花嫁である。教会とキリストの婚姻を示す。
当時のパレスティナ地方の結婚式と言うのは、親族だけではなく、近隣の者たちも、あるいは通りすがりまでもが紛れ込んで飲めや歌へのドンちゃん騒ぎを1週間続けたそうだ。
[ヨハネの福音書 2:3,4,5,6,7,8,9,10]
ぶどう酒がなくなると、母はイエスに向かって「ぶどう酒がありません」と言った。
すると、イエスは母に言われた。「女の方、あなたはわたしと何の関係がありますか。わたしの時はまだ来ていません。」
母は給仕の者たちに言った。「あの方が言われることは、何でもしてください。」
そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、石の水がめが六つ置いてあった。それぞれ、二あるいは三メトレテス入りのものであった。
イエスは給仕の者たちに言われた。「水がめを水でいっぱいにしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。
イエスは彼らに言われた。「さあ、それを汲んで、宴会の世話役のところに持って行きなさい。」彼らは持って行った。
宴会の世話役は、すでにぶどう酒になっていたその水を味見した。汲んだ給仕の者たちはそれがどこから来たのかを知っていたが、世話役は知らなかった。それで、花婿を呼んで、
こう言った。「みな、初めに良いぶどう酒を出して、酔いが回ったころに悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒を今まで取っておきました。」
2.キリストの母は、まだ何も奇跡を起こしていない息子に対して、天使ガブリエルからのお告げを心に留め、生きていた。だからこそ、息子が言うことを何でもやってくださいと、お願いできたのだった。
この言葉がなければ、第一の奇跡は生まれなかった!
3.ワインがなくなったと言うのに、水瓶に水をいっぱいに入れろ!と言うナンセンスなキリストの言葉に、従順に従った給仕たち。
- 80リットルから120リットルほどの水瓶と言うので、とっても重労働である。
重労働であるが、キリストに仕える者と言うものは、奇跡を見ることができる。体験できるのだ!
5.神は良いことしかなさらない。
水をぶどう酒に変える。この第1の奇跡は、神と人との結婚、一つになると言う祝いのワインなのだ!
結論
神に従おう。
たとえ、それがめんどくさいものであったとしても。
それが、たとえナンセンスに思えていても
それがたとえ不可能だと思われていても
それが、たとえばかばかしいと思えるようなことであったとしても
聖霊を通して、神ご自身があなたにさせようとしていることを、素直にやってみることだ!これが奇跡を起こす第一歩である。
従うものだけが知っている!神の奇跡。これを信仰者の特権と言う。
写真は韓国で翻訳されている私の処女作