教誨師会研修会の講師として呼ばれた日のこと【函館編】 | 進藤龍也牧師のヤクザな日記

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全国の教誨師会などの講演会や研修会に呼ばれたりする。すべての宗教の教誨師がいる席では懇親会が行われる。そこでは教誨師をやりたくないのに、やらされていると言う宗教家からの相談がある。問題はそこにある。



函館刑務所の教誨師の研修会の講師に呼ばれた時は浄土真宗のお坊さんが呼んでくれた。そこで私は「本気の教誨師は出てくる人を助ける」と話をした。教誨師には出てきた人と関わってはいけないと言う馬鹿げたルールがある。受刑者には出てきてからのサポート必要ではないか!


耳の痛い話ですと言って、なんと函館刑務所の所長が進み出てきた。私のことを気に入ってくれて、翌日刑務所を所長が直々に案内してくれた。受刑者だった私が所長と一緒に見廻りをした。受刑者には、こっちを見るな!と暗示せずにはおれなかった。


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