死刑反対の理由
【死刑肯定派の方々に対する反論ではないこと】
【法治国家で死刑がある以上ある意味仕方がないが、議論すべき事柄】
①信仰的立場から命の取り扱いは創造主なる神のみである。(殺人の罪も十字架で支払われたので信じなければやがて裁かれる)
②冤罪であった場合取り返しがつかない。(免田さんが見送ってきた死刑囚の中には冤罪の可能性が大いにある人がいたという。また昭和の拷問的取り調べの中と誘導取り調べが過去にあった)
③世界の流れからの遅れ
④人間性を取り戻すチャンスを奪ってはいけない(人間性を取り戻した人を殺して良いのか)
⑤死にたいから死刑になるために殺人をする人がいる
⑥法のジャッジ、人間のジャッジは完璧ではない
(裁かれる裁判所、裁判官、その時の時代で無期になりやすかったりしたことも否めない)
⑦命を奪ってはならないとする法律の中で、国家が殺人犯だからと言って率先して命を奪って良いのか?ん
⑧死刑執行にあたって刑務官と教誨師の心的苦痛、トラウマ
⑨とにかく、死刑に対して秘密主義過ぎることには国民に対してフェアではない。
⑩生育歴の中で親や社会にも少しは責任がある。
11 犯罪の抑止に全くなっていない
(死刑囚の記録 加賀乙彦著 参考)