秋休みはバンコクへ。賢い人特有の優しさ。 | Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

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インターで英中を学ぶ姉妹(2012.12/2017.3)の記録。バイリンガル育児での発見や驚き、迷いなど。のんびりやで読書家の長女(ピアノ)とワールドワイドな愛嬌を振りまく次女(バイオリン)。#帰国子女受験 #海外で子育て #香港でおでかけ

 

秋休みは、バンコクへ行っていました。



東南アジアはまだまだ行けていないところも多く、ようやくだったのですが、想像を超えてよかったです。詳しくは、香港ブログの方で^^

 



ところで、今回の旅は何個かハプニングがあったのですが、そのうちの一つ。


前回のベトナムに続いて、今回も子供と現地のお料理教室に参加したのですが、先生、待ち合わせ場所にまさかの40分遅刻!

 

待っている時に、「この方も同じレッスンなのかな…?」というベリーショートの女性に声をかけたところ、やはり同じ先生を待っていて。状況をシェアする短いやり取りでも、凛としていて、穏やかで素敵な方だな…と思っていたのですが、



 

待ち合わせ場所に、先生が謝罪もなく現れたかと思うと、「5人?6人だと思うんだけど」とおっしゃり、「えっと…」と一瞬戸惑った私たちの横で、さらっと「こんなに待っていたのだから、それらしい人がいれば気づくわ」とおっしゃって。

 

先生も「そうね」ってな感じで次に向かったのですが、事実をそのままのトーンで述べる知性って、やっぱり素敵で、憧れるなぁと…。この場合、「まず謝って」って言うのは最悪。でも、「いいよいいよ」っていうのも違うから。



 

話を伺うと、スコットランドの大学で国際弁護を教えるDr. で、神戸大にも一年いらしたというスーパーエリート。タイには毎年カンファレンスで来ていて、「アジア料理は主人の方が得意だから、ちょっとやってみたくて」と空き時間に参加されたとのこと。

 

大学生のお嬢様と中学生の息子さんがいらっしゃり、特に長女が懐いて、移動の道中はいつの間にか娘と二人で会話していただいたりもして、本当に素敵な出会いでした。

 



他方、お料理教室の先生も、キンダーの先生をやっていたこともあるらしく、子供の扱いが上手で、姉妹とも楽しんでお料理できましたし、人種によって辛さを調整する必要性など面白いお話もきけたり、何より、とっても美味しくて。

 

途中、「日本大好き!」とおっしゃるので、長女が「日本でタイ料理教えてみては?」と言ったら、「日本人みたいにあんなに働けないから、それはちょっと無理とおもう」とおっしゃって、的確な自己認識に、なんだか憎めないいい先生で、結果楽しいレッスンでした飛び出すハート


 

⬇️まず、一番行きたかったところから!素晴らしい美意識に圧倒されました。