食器を選び、揃えていく
には、長期的視点が問われるものだなぁと、
今更ながらすごく思います。
それぞれが素敵でも、うまく合わなかったり
デザインが気に入っても、使いづらかったり
和食と洋食では、美味しく見えるお皿も違いますし
作るお料理や、お客様の数も変われば、
そもそも趣味が移ったり、廃盤になったり…
一生ものである一方、変化の要素も多い。
中でも究極に悩ましいのが、
私の場合、ティーポットでした。
最初、何も考えずに、可愛いと思ったいくつかの違うブランドのティーカップを買ってしまい、どれも気に入っていて、しかも使っているのですが(例えば、一回の来客の時にも茶葉を変えたりコーヒーにしたりと何客も使うことがあるのでないと困るし、デザインが変わった方が楽しい)、それぞれにティーポットを買うのは、予算的にも収納的にも、我が家には非現実的。
「どれにつかっても、馴染むのがほしいなぁ」とまあ結構図々しいことをおもい、見つからず…で今までカラー南部鉄器をメインに使っていましたが、これはこれでちょっと小さい。そして、どれとも合いづらい。(会話の糸口になる可愛さ、割れないのは本当に素晴らしいのですが)
そんな中、ようやくもうひとつティーポットをお迎えしました。洋食器を揃えているベルナルドのキンツギシリーズです。
そもそもお皿はエキュムをベースにしており、ただ、エキュムのカップアンドソーサーはやや小振りだったので、スープも入る大きさのサンにしていたんです。このサンと今回のキンツギは白磁のシェイプが似ていたのが決め手。
金彩が入っているので、アスティエとも
ヘレンド…はぎりぎり?
ガダルキヴィールは、コーヒー専用にした方が良さそうですが
案外、蕎麦猪口も面白いかも?
最初、キンツギってそういうことじゃないよね、と敬遠していたのですが、和の要素が入っていると、使える幅は広がるのかななんて思いました。
ところで、やっぱり紅茶用に作られたポットでいれると紅茶は歴然と美味しい。となると、中国茶用の茶器もほしい…
一歩前進かとおもいきや、、つきないものです。。