香港は基本的に何でも高いですが、日式といわれる日本食レストランもまたお高級な存在。
そもそも、中華が美味しいのと、韓国料理やタイ料理、ベトナム料理などアジア料理は比較的リーズナブルで(同じ金額を出すと2ランク位グレードがアップするイメージ)、種類も多いので、外食時に日本食を取り立てて食べなくても困ってはいなかったのです。
なのですが、久しぶりに和食のお店へお伺いしてきました。
このポテサラの居酒屋感、久しぶり!
お目当ては、烏賊のお刺身。烏賊の甘さに魅了された子供たちがすごい勢いで食べて、5分も立たずに消え去る。
佐賀料理といえばのイカ!
とろっとろの白子の天ぷらは大人の食べ物ということで、私が2ついただきました。幸せ。昔から、白子、あん肝、かにみそ、うに、いくら…そういったものが大好きなのです。
お色直しして登場した烏賊の焼きも、香ばしくさくさくの食感。
最後はもつ鍋。
今は近くて遠い日本。オミクロン出現で、この年末こそは帰国を考えていた人たちも予定変更を余儀なくされているのを見ていると、帰る予定のなかった私まで気持ちの上で気づかずうちにもつられて暗くなっていて。
でも、最後に飛行機に乗ってから丸2年経つ今、味覚でありったけ日本を感じていると、コロナ前に行きたい時に行きたい場所へ行けていたこと、こうして異国の地で日本食も楽しめていること、何より香港で笑顔で過ごせていることに、これ以上に望むことなんてない!という気持ちになりました。
美味しい食べ物の力ってすごい!という夜でした。