紫陽花を見に…♡ | Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

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インターで英中を学ぶ姉妹(2012.12/2017.3)の記録。バイリンガル育児での発見や驚き、迷いなど。のんびりやで読書家の長女(ピアノ)とワールドワイドな愛嬌を振りまく次女(バイオリン)。#帰国子女受験 #海外で子育て #香港でおでかけ

 

 

 

長女が、「お休みの日にね、Nちゃん(妹)にお花をつんで、みせてあげたい♪」というので、家族で鎌倉に紫陽花狩りに出かけてきました^^

 

 

明月院のあまりの人の多さには驚きましたが、近くの円覚寺は広々とした境内に多くはないにしても、十分に大きい紫陽花が咲き、人も少なく、耳をすませばきこえてくる小鳥のさえずりや木魚の音など、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

 

 

紫陽花の色は十色。グラデーションの景色が美しかったです。

主人がこのところ忙しく、久し振りの家族でのお出かけになったのですが、次女もとてもお利口さんに楽しそうにしてくれて、長女の発案でいい一日を過ごせました♪

 

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ところで、この日、小林麻央さんの訃報を聞いたばかりで、いつもの鎌倉もどこか違って感じられました。

1週間になるのに言葉は朧気なままですが、感じたことを忘れないように少し触れさせてください。

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静かな境内を歩いていると、同じような年齢の子供を持つ身として、やはり他人事ならず、同じ立場になったら何を私は思うのだろう、どんな言葉を家族にかけるのだろう…と考えると、様々な思いが去来して、なんだか夢を見ているような気持でした。

そして、それらが覚めた時、一番感じたのは、今私がいなくなったら、子供は母である私を近く感じることができるかな…ということ。

まだうまく言えないのですが、子供たちがターニングポイントを迎えたとき、「きっと、お母さんならこう言うはず」「絶対力になってくれる」と乗り越えていけるような、教えや指針になるような振る舞いができているだろうか、と。

 

言葉で足らず、生き様だけでも足らず。

一緒に過ごせる時間は有限だと、気付くところから始めて、娘たちと共に考えていけたらなと強く感じています。

 

想像が及ばぬほどの苦痛の中で、こんなに考える機会をありがとうございました。

ご冥福をお祈りしております。