ポーラ美術館 @箱根 | Living with little girls …絵本をよんで、おやすみなさい… in 香港

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インターで英中を学ぶ姉妹(2012.12/2017.3)の記録。バイリンガル育児での発見や驚き、迷いなど。のんびりやで読書家の長女(ピアノ)とワールドワイドな愛嬌を振りまく次女(バイオリン)。#帰国子女受験 #海外で子育て #香港でおでかけ

箱根最後のイベントはポーラ美術館flower*
一度行ってすぐ大好きになったポーラ美術館で、「赤ん坊のお祝い! 」の
アンリ・ルソー展を開催中とあってまた行きたいと思っていたんです。

ポーラ美術館

アンリ・ルソー パリの空の下で ルソーとその仲間たち  2010年9月11日(土)→2011年3月13日(日) 9:00 - 17:00(入館は16:30まで)会期中無休

実は、赤ん坊のお祝い以外の彼の絵の実物を見たことがなかったのですが、
あまりに素晴らしくて、絵の前を動けなかったほどでした。
このチケットの絵の実物は、夢見るような色彩で
空気の温度や光のつぶ、静かな川面に見惚れました。

色彩の魔術師の称号は個人的には、シャガールではなく彼に渡してもいいと思うくらい。

もうひとつ、入り口にあった、桜いろの雲の浮かぶ風景画も
勝るとも劣らない色合いで、絵葉書がなかったのが残念。
はがきで出しようもない色だったけれど・・

そして、今回の企画点では
アンリ・ルソーの影響を受けた人の絵も扱っていて、
同じモチーフでも感じ方が違うのが見られるのも楽しかったポイントキラキラ

こちらはゴーギャンと対比されたルソーのエヴァの絵。
一度もフランスを出なかったという彼の絵は、南国の熱を伝えることは
ないけれど、その神秘性、植物の息遣いが感じられると思いませんか?
それに、こののっぺりしたタッチと相容れそうもない奥行きの深さ!



また、岡鹿之助は今回初めて知った画家なのですが、
水の波紋にも木々のタッチにもルソーの影響が見られるのに
空気感が日本的で静かに落ち着きます。




他にも、ピカソ、レオナール・フジタなども展示されていますきらきら
3月まで開催しているとのことなので、もう一度行きたいな・・ラブラブ


あっという間に、箱根旅行は終了。
でも、たっぷり美しいものを見て、静かなところで癒されて
体にまたエネルギーが湧くような週末でした。

近場旅行、ちょっと開拓してみようかな♪☆