正午発の成田発直行便に乗って、一路ミュンヘンへ
12時間程度のフライトでその日の夕方にミュンヘンに着きます。
新調したDELSAYのカシス色のスーツケースに加え
11月のドイツは相当寒いと覚悟していたので、ダウンを人生初購入・・
トッカと迷った末に、アローズの方(下)にしましたが・・
行く前から大散財
とかやっていたのに、ついてみたら思っていたほど・・寒くない?!
張り切ってひっぱりだしたダウンは今一度スーツケースに戻し、ジャケットで中心地に向かいます。
中心地までの行き方には電車、リムジンバス、タクシーなどがありますが、
電車を選択。€10.0程度で
空港に直結していて歩く距離も大してありません。
S1もしくはS8の地下鉄に乗れば、45分程度でSバーン中央駅
(旅行者用ホテルは大抵この場所にあります)に着きます。
案内板にしたがって歩いていくと、いつの間にかホームに。
ちょっと待って。券買ってません。改札をいつの間にかくぐっていた?
しかし、乗りたい電車がホームに着いていたので乗り込みます。
車掌さんが来れば、券を買えばいいかと思っていたのですが、
これは大きな間違いに・・
きつそうな顔の女の車掌さんとふつうな(笑)男の車掌さん二人組で
検札でまわってきたので、券を買いたいのですが・・と申し出ると
"It's a big problem."と女の車掌さんが怖い顔をします。
車内では券を売っていないこと、かつ無銭乗車は罰金として€40.0
支払わなければならないことを説明されます。
旅行者で分からなかったことをとかは全く考慮されません。
そんなやりとりの中で車掌さんの腰につけた警棒が
なんともリアルですっかりびびってしまって、各€40.0支払いました。
ドイツは恐ろしいところ・・
券も買わずに乗り込んだ私たちに非があるのは確かなのですが。
それにしてもどこで買えばよかったのが何回思い返しても
分からず、結局降りたときに見返してみると
改札はほぼオープン状態で、離れたところにATMみたいな
小さな券売機がありました。
今まで海外の電車はそれなりに乗ってきたつもりですが
ここまでオープンなのは初めて(バーがないんです)。
幸先の悪い、不安な気分をかかえたままそこから、日が暮れた中とぼとぼホテルへ。
100mが恐ろしく遠く感じられ、狭くても駅直結のホテルのほうが
よかったか・・などと考えながら、不安が最高潮になったころに
HOTEL REGENTに到着。
何にもないけど、広くて4泊で€570くらいで朝食までつくし
清潔でお湯がちゃんと出るので及第点。
日本人観光客もほとんどいない様子だったので
落ち着いてステイできました。
荷物をおいて、近くを散策がてら夕食のレストランを探します。
中心地と逆側だったためもあるのでしょうが、
それにしても土曜の夜としては寂れた雰囲気で、
中々レストランに出くわしません。
ぐるぐる歩いて、ようやくおしゃれ風なバー「BEER」
があったので入ってみることに。
ビールを頼み、ピザしかないメニューから
「BEER PIZZA」を頼みます。
そのビールのおいしかったこと!
旅を通じて唯一小瓶で出てきたビールですが
ラベルデザインがおしゃれで、私のはレモンが入っていたので
シャンディーガフがすっきりしたみたいな味でした。
ピザもブルーチーズにたっぷりの生ハム、
回しかけた甘めのバルサミコ酢がよくあっていて、ほっと一息。
斜め前のテーブルでは女子会的な集まりがあって
つまみもなしにみんながビール飲んでいました、さすが