義兄弟 SECRET REUNION

ガンホ出演作にハズレなし、
面白かったです。
序盤のスリリングな追跡劇から惹きこまれました。
まあ、その後はガンホらしい、韓国らしいユーモアな感じにはなります。
やはり隣接する国が片寄った思想の国なので、
こんなスリリングなストーリーが成り立つんでしょうねぇ。
我が国も距離的にそんなに離れていないし、ミサイル発射するしないで、
アタフタやってるばかりじゃ駄目なんじゃないですかね。
兵役は無理でしょうから、
高校まで義務教育で5年制にして、卒業後の2年間を国家安全教育期間と称して、
それに近い訓練を取り入れるとかどうでしょうか?
いじめとか自殺とかやってる場合でもなくなるし、
全国民が引き締まるんでは?え、危ない?有り得ない?
私もそう思います。
本作のラストはいい意味で韓国映画らしくなかったなぁ。
力道山

そもそも何故にソル・ギョング?と思ってましたが、そうだったのかあ。
力道山という人物を知らなかったので分かりませんでした。
撮影は韓国な感じですが、日本人キャストも多数参加していました。
中谷美紀、藤竜也などそれなりではありましたが、
私が韓国一の役者さんと認めるソル・ギョングの魂の入った演技には敵いません。
吹替えの予想だった日本語の台詞も自身でされていますし、
元々は凄く細身な人ですが、レスラー役ですから体型も作っています。
それから、ギョングの目。
魂から演技しているので物凄い眼力です。
作品は少しテンポが悪く長く感じましたが、
ソル・ギョングの痛恨の演技を見れたので10点プラスです。
ハピネス
アクション、スリラーはよく観ますがラブストーリーは久しぶりでした。
意外と長いですが退屈しませんでした。
それにしても韓国映画の製作陣はキャラを活かすのが上手です。
薄幸なヒロイン役の女優さんは、
最初は爆笑問題太田の奥さんに見えましたが観ていく内に魅力的に映る。
感情表現が自然体で素晴らしかったです。
駄目男の主人公の俳優さんは、
見た目は本当に普通の人ですけど自然体の演技が本当にイラッとする駄目さ。
そして、韓国映画によくある風景。必要以上に人々の生活を映し出す様。
これを味と思うか、無駄と思うかで好みが分かれる所と思います。
良くは人間臭くてキャラに深みが出るし助演陣も光る。
悪くはランニングタイムがどんどん長くなる。
本作は邦画ならヒロインの薄幸な境遇から単なるお涙頂戴映画になる所を、
人間ドラマを見事に盛り込んで泣かせてくれます。
見終わった後、もう一回観たくなりました。
神弓 -KAMIYUMI-

ノリ的には韓国版「アポカリプト」ですね。
武器は原始的であればある程、
残酷で痛そうですね。
銃弾で肉片が飛ぶよりも斧で肉が削げる、頭が割れる方が言葉にしても残酷です。
本作は題名の通り”弓”がもう一つの主役。
様々な趣向を凝らした「弓ってスゲエ」なシーンが出てきます。
追う側、追われる側、いずれも武器は”弓”。
追う側の戦闘力は圧倒的。
だが徐々に形勢が逆転し始めて「奴は何者だ」的な感じになる。
こういう追跡劇は好きですね。
ひとつ分かりにくかったというか、
私が”ボケ~ッ”としていた隙に主人公が幼少から成人になっていて、
どいつが主人公か分からなくなった事ですかねえ。
オアシス

主演二人の演技は素晴らしかったです。
韓流ファンのイケメン好きの方には全くのノーマークなギョング兄いがいい。
本作の演技は際立っています。
コンジェ役の女優さん、正に体当たり演技です。
人権だなんだと日本では製作が難しい設定ではありますが、
日本の女優さんの誰が同じ役を演じられるか?
いないなぁ。
ラストは多少スッキリしないものの、
安易にどっちかが死んだりとかしない何とも言えない終わり方で良かったです。
マイウェイ 12,000キロの真実
これが実話ですか。
歴史に残る戦場を渡り歩いていますが、どんだけ運が悪いんでしょうか。
戦闘シーンの大迫力。ハリウッド一級作品に負けていません。
撮影は過酷を極めた事と思います。
スタッフ、キャストの気合が充分に伝わる力作です。
「ブラザーフット」同様に多少オーバーな感情表現もありますが、
極限状態下での物語と理解しています。
比較すると悪いですが、
邦画の「フォックスと呼ばれた・・・」どうしてこんな仕上りになるのかと嘆いてしまいます。
哀しき獣 THE YELLOW SEA
ナ・ホンジン監督は天才ですね。
暴力に次ぐ暴力で我慢できない人もいるかもしれませんが、
作品の持つパワーは圧倒的で素晴らしいと思います。
ただ、圧倒的な暴力描写で本筋がボケてしまっていた感じを受けたのは私だけでしょうか。
ネタばれになるので言いませんが、ラストは結局は・・・。死んでいった人たちは・・・?
え?そんな落ち?的な感じで見ている内に少しおいていかられた感がありました。
是非未見の人は見て下さい。
アジョシ

韓国映画を劇場で見るのは「ブラザーフッド」ぶりだった。
別にファンでも無いが、またもウォン・ビン主演作だ。
レオン」と「96時間」を足した様な内容で新味はないが見応え充分な作品でした。
元々は年配の俳優を配役予定だったらしいが、
兵役で貫禄のついたウォン・ビンの役作りも評価に値するし、
アクションもスピーディーで正解だったと思います。
もし、ソル・ギョング辺りが演じたら見たい気はしますが、
人間臭くなり過ぎて華は無かったでしょうし日本での劇場公開も危うかったでしょう。
韓国映画らしい人間臭い悪役が憎み切れなかったのは私だけでしょうか。
細かいマニアックな話ですが、
防弾ガラスに至近距離から連射してましたが銃弾の行き先はどこだったのか気になりました。
「ツマらんかった作品」
第7鉱区
デザインはともかくモンスターのCGは良く出来ていた。
話はありがちだけどアジア映画でよくやった感はあるが、
それが見事に失敗の要因にもなっています。
個人的な主観ですが、バンパイヤ、ゾンビも然りで、
この手の映画は西洋が舞台で西洋人が演じる方が似合う。
比較して悪いがグエムルは日常を舞台にしていたので違和感が無く、
センスのある監督の手腕で快作になった。
モンスターのCGに金を使いすぎたのか、
俳優に根性がなかったのかバイクアクションのCGの出来は酷かった。
これがかなりテンションが下がった。
香港、タイ映画、またはトム・クルーズに学んで欲しい。
ハ・ジウォンですか、韓国人俳優ではよく聞く名前ですが頑張りが足りなかった。
出来ないならスタントで顔を合成する手もあったろうに・・・。
それに何よりもラストはタンクトップになるべきだろう。
意外につまらなかった映画の方がレビューが長くなります。
アウトロー -哀しき復讐-

ものまね芸人の”神奈月”似の俳優さんが主役のサスペンスです。
ハードボイルドにキメていますが、顔が”神奈月”なので笑えて来ます。
主人公は韓国映画らしい悲惨な境遇です。
強行班の凄腕チーフで情に厚く、被害者への同情も半端ない。
そんな彼の行方不明の妻も元は残虐な拉致監禁グループの魔の手に掛かり、
精神を病んでいた女性。
彼の愛の手で立ち直るが・・・。
という風にさわりだけでもヘビーな境遇なのに、
更に悲劇は起こってしまう。
全体的に中途半端でスッキリしない内容でした。
残虐描写もギリギリの所で場面が変わる。
副題で内容が分かってしまう復讐の手口ですら中途半端です。
この手の韓国映画は日本公開作は秀作が多いのに残念な仕上がりでした。