"ささやかな贅沢"と
"遊び心のある節約"をモットーに、
都心の狭い家(12畳1R)に
ミドルシニア夫婦と保護猫と預かり犬で
愉快に暮らしています。
おうち動画→YouTube
インテリア→Instagram
日常のぼやき→X(Twitter)
※1月に連載していた記事をリライト&まとめました
主婦からライターになった理由
私は作家・ライタージャンルで、アメブロオフィシャルブロガーとしてブログを書かせていただいています。
現在はYahoo!ニュースと、ガジェット通信でも執筆し、「東洋経済オンライン」にて連載を2つかけもちさせてもらい、なんか一見するとちゃんとライターっぽい仕事をしていますが、特に何かの資格や特技があるという訳ではなく、ライフスタイル・グルメ・節約など、生活の延長線上にある記事ばかりです。
↓くわしくはコチラ↓
新米ライター1年生
本格的にライターとして活動をはじめたのは2023年頃からです。つまりはライターになってまだ1年ぐらいしか経ちません。
もともと文章を書くのは大好き。
主婦をしながら趣味でブログを書いたり、友達と2人でWebマガジンを作ったり、ちょこっと在宅ワークをして、文章を書くことを趣味としておこずかい程度の収入を得ていました。運良く書籍も発売できました。(ほぼ友達がだんどりしてくれた)
だんない(夫)のスキルス胃がん
「ええ暮らしやわ〜」と機嫌良く暮らしていたのですが、2022年1月に夫がスキルス胃がんに罹患し、春までに2度の手術を受け胃を全摘出しました。
最初はステージⅢと言われたのに、手術後にはステージⅣと診断されて再手術し、そこから現在まで継続する、終わりなき抗がん剤治療がはじまったのでした。
夫婦でユニクロアニヤのお揃いの手袋をしてます
胃を切除した後遺症でダンピング(吐き気とか気分が悪くなる)がひどいうえに、抗がん剤の副作用が強く、昏倒(目が眩んで倒れる)を繰り返して救急車で運ばれたりと体調は常に絶不調で、だんないはみるみる痩せていきました。
腹膜播種(ふくまくはしゅ)で細かいがんが、臓器内に飛び散っているのでもう手術はできないと言われ、秋には肝臓への転移もみつかり2021年の秋には「はやければ年内」と余命も宣告されました。
こんな状況だと、仕事なんて手につかないし、少しでも長く2人で一緒にいたいとなるべく何もせず夫婦で寄り添って、1日1日を宝物みたいに暮らしていました。
この時期はマジでつらかった。涙
傷病手当が出るまでにブランクもあり、収入もなく、貯金をただ減らすだけの不安な期間だったのです。
陰気な話がつづくので、だいふくちゃんでひとやすみ
が!
抗がん剤を変更したら効果があったようで、がんの進行がとまりました。
(治ったわけではないけれど)
やった〜〜!!!!
2024年の1月現在、余命宣告から1年経ちましたが、だんないはこの記事を書いている私のとなりで機嫌良くボリボリたまごボーロを食べています。
訪問リハビリもがんばってます
そんなこんなで、今も隣にいてくれるのは嬉しいけど、誰かしら働かなにゃあ、我が家はお金が減るばかり。
しかし、だんないは働けない。
ということで、私が大黒柱になったのでした。
↓夫との闘病日記↓
在宅ワークを探してライターに
実は私も、あまり体が健康なわけではないのです。
29歳で交通事故に遭い腰を悪くしてしまって、寝たきりの時期もあり、お医者さんを渡り歩き3度の手術を経て日常生活を営める程度には回復したものの、2023年も急性腰痛で救急車で運ばれてるし、フルタイムで働くには厳しい状態。
うちの老猫とうちの老ロボ
だんないを家で1人で留守番させるのも心配です。
家で働くっきゃない……
そこで、私がしたのは、一歩も外へ出ることなくパソコンを使った営業活動でした。
クラウドワークスとか副業のライター募集みたいなやつに、登録しようかとも思ったのですが、ルールがよくわからないし、登録するのも難しく仕事探しも大変そうでハードルが高いように感じました。
まずは自分がもともと好きな媒体に正面切ってライター募集に応募したり、ツイッターで編集長さん宛にDMしたり、「ダメでもともと、やってみようじゃん!」という精神で連絡してみたのでした。
スリッパを持って駆けてくる預かり犬はくちゃん
パソコンだけで仕事探し
夫の病気を機に大黒柱になり、在宅ワークをはじめるべく飛び込み営業ならぬ飛び込みメールをした結果……、3つの媒体に飛び込みで連絡して、2つの媒体でライターとしてお仕事をいただけることになりました。
食事も仕事もどっちも兼ねる大きめサイズの電動昇降デスク
有名な媒体に当たってくだけろでぶつかったら、「ようこそ!よろしくね」みたいな結果になって自分で自分にびっくりです。
長く書き続けたブログがある程度の知名度を得ていたこと、2021年にリアル友達の三田みどりさんとはじめたWebマガジン「台所図鑑」が書籍化していたことが実績として認められたのもでかかった気がします。
みどりさん、ありがとう。
多分ダメだろうなと内心思っていたのですが、何でもダメモトで聞いてみるもんだなぁと学びを得ました。聞くのはタダですしね。
つかずはなれずでそこそこ仲良し
こうやって肩書き「ライター」になったワタクシですが、いまだ慣れない締め切りに追われて七転八倒しながら、暮らしています。
優先順位は家族が一番。
仕事の数は増やしすぎずに、でも手を抜かずに取り組んでいます。
ただし遅筆で、ギリギリまで取り掛からない性格のため、締切前には毎回七転八倒でギャーギャー騒ぎながらカツカツで入稿しています。
想像以上にお金をもらって原稿を書くというのは大変でした。
ひっそりと暮らせる程度の収入を得ながら、12畳1ルームで夫婦と猫と犬で仲良く生活することが、私にとって一番の幸せです。
\東洋経済オンラインにて連載中/
\だいたい週イチペースで更新/
\今は三田みどりさんが運営中/
\更新のお知らせ届きます/