The Pentagon Bio-weapons

アメリカ国防総省生物兵器 #3

 

 

 

 

By Dilyana Gaytandzhieva -2018年4月29日
 

 

 

前回 :

 アメリカ / ペンタゴンの 生物兵器 #1

 

アメリカ / ペンタゴンの 生物兵器 #2





Operation Bellweather
- ベルウェザー作戦  -

米国陸軍化学研究開発部の
生物兵器支部は、1960年に
ユタ州ダグウェイ試験場で
野外での蚊の刺咬”しこう”
行動を 調査します。




屋外で 蚊が噛む行動の研究・ベルウェザーI計画 1960年 ダグウェイ試験場。


軍は 飢餓状態にあった
雌の ネッタイシマカで、
野外実験を しました。




Military Experiments with Tropical Mosquitoes and Ticks in Georgia
ジョージアで ネッタイシマ蚊と ダニによる軍事実験



このような蚊や ノミの種
(過去に米国の昆虫戦争計画の下、
調査されたもの)もジョージアで
収集され、ルーガーセンターで
テストされています。



2014年の DTRAプロジェクト
「ジョージアの ウイルスと
その他の アルボウイルス」
では、

これまでに 見られなかった

ヒトスジシマカ

 "Aedes albopictus" が
初めて 検出され、


数十年(60年)後に
西ジョージアで
ネッタイシマ蚊

”Aedes Aegypti”の

存在が 確認されました。



ヒトスジシマカは 多くのウイルス性病原体、
黄熱ウィルス、デング熱、チクングニア熱、ジカ熱の 運び屋です。

 



欧州疾病予防管理センターが
提供した データによると、


これら  ヒトスジシマカ"Aedes Albopictus" は、
ジョージアで これまで見られなかったもので、


近隣のロシア(クラスノダール)と
トルコでも 検出されています。



これらの拡散は この諸国一帯

では 普通ありません。


ネッタイシマカは、グルジア、
ロシア南部、トルコ北部での
み分布しています。



これらは、 ルーガーセンターで
国防総省プログラムが 開始された後
2014年に 初めて検出されました。



別のDTRA計画「ジョージア

野兎病"やとびょう"の疫学と 

生態学」 (2013-2016) では、
6148匹のダニが 収集されます。



5,871頭の 畜牛"ちくぎゅう"が

集められ、1,310匹の ノミと

731匹のダニが 捕獲されます。

2016年には さらに21590匹の
ダニが

収集され、ルーガーセンターで調査されました。



Anthrax Outbreak in Georgia and NATO Human Trials
ジョージアでの炭疽病の発生と NATOの人体実験




2007年に ジョージアは、

年1回の家畜炭疽菌ワクチン接種を
義務付ける方針を 打ち切りました。



その結果、この疾患の罹患率”りかんりつ”は
2013年、ピークに 達しました。



同年、 NATOは ジョージアの 

ルーガーセンターで 人間ベースで

炭疽菌ワクチンのテストを 開始します。
 

 

 

Pentagon Research on Russian Anthrax 
国防総省による、ロシア炭疽菌の研究 



炭疽菌は 過去米軍によって
兵器化された 生物因子の1つ
です。



国防総省の主張する、そのプログラムが
唯一の 防御策であるにも かかわらず、

正反対の 事実があります。


2016年、ルーガーセンターでは、


アメリカの科学者が
「ソビエト/ロシアの 炭疽菌ワクチン株
55-VNIIVViMの ゲノムシーケンス」に
関する研究を 実施しました。



これは、米国国防脅威削減局(DTRA)の
協力的な 生物関係プログラム(トビリシ)
から資金提供を 受けています。



メタビオタ ”Metabiota”

(ジョージアの ペンタゴン
計画の 米国請負業者)

によって 管理されます。



2017年、国防脅威削減局は

さらなる研究に 資金を 提供しました – 



34 people infected with Crimean-Congo Hemorrhagic Fever (CCHF) in Georgia
ジョージアで クリミア・コンゴ出血熱に 感染した34人



クリミア・コンゴ出血熱(CCHF)は、
ダニ媒介性ウイルス(ナイロウイルス)
による感染によって 引き起こされます。



この疾患は 1944年にクリミアで 最初に 

明らかにされ、 クリミア出血熱という 

名前が 付けられます。

 

その後、1969年にコンゴの病気の
原因として 広く認められ、現在の 

疾患名と なりました。


2014年に 34人がCCHFに感染しました。
(そのうち 4歳の子供が CCHFに 感染)
そのうちの 3人が 死亡します。



同じ年ペンタゴン生物学者は、
DTRA”アメリカ国防脅威削減局”計画、

「ジョージア デング熱ウィルス 及び
他のアルボウィルスが 起因する、
発熱性疾患の 疫学"えきがく"」の下

ジョージアで ウイルスを 研究します。



この計画には 発熱症状のある患者の
テストと、CCHVの 媒介生物として
見込みのあるマダニ収集が含まれていました。



34人がCCHFに感染し そのうち3人がジョージアで死亡。



ジョージアでの CCHF発生の原因は いまだ不明です。


地元獣医の 報告によると、
感染した村から 収集された
すべての種から 1匹のダニだけが、
この病気に対して 陽性でした。



ウイルスは 動物から人間に
感染したと 現地自治体が

主張しているにも 関わらず、

すべての 動物の

血液サンプルは 陰性です。


2014年に CCHF※のヒト症例が
急増したことを考えると、感染した

ダニや 動物が 

ほとんどいないのは 不可解です。


つまりこれは 発生が 
自然ではなく、ウィルスが
意図的に 広まった事を
意味しています。



2016年には、ペンタゴン計画、

「ジョージア クリミア-コンゴ
出血熱ウイルス(CCHFV)と
ハンタウィルスの血清有病率と
遺伝的多様性の評価」の下で、


ルーガーセンターで 今後、
研究用として更に 21590匹のダニが
DNAデータベースに収集されました。





CCHF クリミア・コンゴ出血熱の症状
 

 

 

Military bio-lab blamed for deadly CCHF outbreak in Afghanistan
軍事バイオ研究所 - アフガニスタンでの致命的な CCHF発生を非難



クリミア・コンゴ出血熱(CCHF)の
237症例も アフガニスタン全土で
報告されており、そのうち41の症例は
2017年12月の時点で 致命的でした。



アフガニスタン保健省によると、
症例の大部分は首都カブールで
登録されており、71症例が報告
されています。

13人の死者、およびイランとの
国境近くのヘラート州で 報告された(67件)




アフガニスタンは ペンタゴン
生物研究所が その領域にある
世界25か国の  1つです。



アフガニスタンの 計画は、
米国の生物防御プログラムの
一部である、国防脅威削減局
(DTRA)が 資金を提供する
共同生物学的関与プログラム(CBEP)です。



ジョージア ルーガーセンター、CH2Mヒル、

バテルで 働く DTRA請負業者も、
アフガニスタンでのプログラム契約を結んでいます。



CH2M ヒルは 1,040万ドルの
契約を 結んでいます。 (2013-2017)



アフガニスタンと ジョージアの
ペンタゴン請負業者は同じであり、
双方の国での 地元住民の間で
広がっている病気も 同じです。

 

 

 

 

次回: アメリカ/ ペンタゴン生物兵器 #4 - ペンタゴンが、コウモリを 収集する訳  -

 

 

 

 

  

MARS - コロナウイルス

 

 

 

 

 

 

 

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「コロナウィルスの 人為的可能性は 否定できない」元国連兵器委員会 Igor Nikulin

 

 

 

 


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