ネッタイシマ蚊


 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカ国防総省生物兵器 #2

 

 

 


NBACCは 米国機密機関施設に分類されています。


 



前回 序: アメリカ / ペンタゴンの 生物兵器 #1

 

 

 

 

Top Secret Experiments
- 極秘実験 -



バテルは過去10年間 
米国国土安全保障省(DHS )
との契約に基づいて、


メリーランド州 フォートデトリックで
国家機密バイオラボを運営してきました。

(国立生物防御分析 / 対策センター– NBACC)

同社は DHSから 3億4,440万ドルの
連邦契約(2006〜2016)と1730万
ドルの契約(2015〜2026)を 受けています。


バテルが NBACCで 行った

秘密実験には 次のものがあります;

 

 

粉末散布技術評価;
エアロゾル化した毒素によって
もたらされる 危険性評価、  

 

及び、

メリオイドーシス = 類鼻疽”るいびそ”の 毒性評価。

 


類鼻疽”るいびそ”は 生物兵器として開発される
可能性がある
ので、カテゴリーBに 分類されます。



類鼻疽菌"B. Pseudomallei”は、

過去に 見込みのある

生物兵器として米国で 

研究されてます。


ジョージア ルーガーセンターで
軍事実験に加え、バテルはすでに

米国フォートデトリックにある、

バイオセーフティレベル4 

NBACC 国家機密ラボで、
細菌兵器病原体を 製造しています。




NBACCラボの 科学者。


米国企業 メタビオタ社は、科学的 及び専門的

コンサルタント業務を ジョージア または

ウクライナの ペンタゴン DTRAプログラムに

基づいて1840万ドルで連邦契約を 結んでいます。

 


 


メタビオタ サービスには、
グローバルな 現場ベースでの

 

生物学的脅威の研究、

病原体の 発見、

大規模感染対応、

臨床試験が 含まれています。



メタビオタ社.は、ペンタゴンから
西アフリカの エボラ危機の前と
最中に

DTRAの仕事を 請け負っており、
エボラ発生の震源地の1つである

シエラレオネでの 仕事に

310万ドル(2012-2015) を与えられてます。


ウイルス性出血熱共同事業体"VHFC"が 

起こした 2014年7月17日の レポートは

メタビオタ社は テスト結果を
報告する方法と、そこで働く

シエラレオネの 科学者を 
迂回する事に 関した既存契約を
守らなかったと 非難しています。

レポートは また、メタビオタ社 が
研究室で血液細胞を培養していた
可能性を 提起しています。

それは 健康な患者を誤診するだけでなく、
危険であると 報告書が言ったものです。

これら申し立てはメタビオタに
よってすべて却下されました。

 


2011年 ルーガーセンター米国国防長官補(2009-2014)
国防総省エボラ対策担当副コーディネーター(2014-2015)
現在メタビオタの従業員。

 


Military Experiments on biting insects
噛む、昆虫に関する軍事実験 
 

 

昆虫戦争は 昆虫を使って病気を

伝染させる、生物戦争の一種です。


国防総省は ジョージアと
ロシアで そのような昆虫実験を

実施したとされています。

2014年
ルーガーセンターには
昆虫施設が 設置され、

「ジョージア州と コーカサスに生息する
サンドフライの 
バーコーディングへの
認識を高める。」
プロジェクトが 始まります。

このプロジェクトは ジョージア州以外の
コーカサス地域を カバーしています。

 


2014〜2015年には、
別プロジェクト「急性熱性疾患の監視業務」の下、

フレボトミンサンドフライ種が 収集され、

すべての(メス)サンドフライが感染率を

測定する為、テストされます。

またサンドフライ収集も含めた、
3番目の プロジェクトでは
ハエの唾液腺の特性を調べます。


       

トビリシでバスルームにいるハエ(画像1) ジョージアのハエ(画像2、3)

 

 

 


”む し”

 

 

その結果、トビリシでは
2015年以降、ハエに 
襲われています。


これらの刺虫は、室内、

バスルーム、一年中住んでいます。


これは、これまでジョージアで 

これらの種の典型的行動では
ありませんでした。


(通常、ジョージアのフレボトミンハエの

シーズンは 非常に短い – 6月から9月)


地元民は、トイレに 裸でいる間に

これらの新しく出現したハエに

噛まれた事で、不満を漏らしています。


また、 耐寒性も高く、

山岳地帯の 氷点下でも
生き残ることができます。



Biting Flies in Dagestan, Russia
ロシア ダゲスタンのハエ


2014年に 国防総省の
プロジェクトが 開始されて以来、

 

ジョージアのハエに似た ハエが

近隣のダゲスタン(ロシア)で 出現しています。

地元の人々によると、
ハエは 噛んで発疹を
引き起こします。

ハエの 繁殖地は
住宅の排水路です。





フレボトミン科の ハエは、
唾液中に危険な寄生虫を
運び、 人間を 噛んで

感染させます。
 

これらのハエが 運ぶ病気は、
国防総省にとって、 非常に
興味深いものでした。

 

2003年に アメリカが
イラク侵略の最中に

アメリカ兵は ハエに

よく噛まれ、

リーシュモニア症に
かかりました。


これは イラク、アフガニスタン天然の
病気で、治療しないで放置していると
急性リーシュモニア症で命とりとなる
場合があります。



出典:「アジアヨーロッパソ連における医学的重要な節足動物」 米国陸軍報告1967年

 

 



1967年米軍報告書「アジアと ヨーロッパソ連に
おける医学的に重要な節足動物」には、
すべての地域の昆虫、その分布、および、

それらが運ぶ病気が 記録されています。

排水溝に 生息するハエも、
ドキュメントに記載されています。


しかしこれらの 自然な
生息地は フィリピンであり、

ジョージアや 

ロシアでは ありません。


Operation Whitecoat: Infected flies tested to bite humans
ホワイトコート作戦:

人間を 噛むために、 

テストされた感染ハエ

 


1970年と 1972年に 機密解除された米国陸軍の報告書- 生物兵器プログラム, 1977年 vol.II,p.



ホワイトコート作戦は 米陸軍が

メリーランド州フォートデトリックで

1954年から 1973年にかけて

実施した生物防御医療研究
プログラムです。



サンドフライ

 


米国の生物兵器プログラムが
公式に 終了したにも関らず、


[ 米国陸軍感染症医学研究所=USAMRIID]
1982年 USAMRIIDは、ハエや 蚊が

 

リフトバレーウイルス、
デング熱、チクングニア熱、
東部馬脳炎 -


バイオ兵器で ウィルスの
媒介となる 可能性があるか

どうかの 実験を 行いました。
 


キラー昆虫
Killer Insects

国防総省は、昆虫を病気の
媒介動物として使用する事に

 

長い歴史が あります。

部分的に 機密解除された

1981年、米陸軍の報告によれば、

アメリカの生物戦の科学者は

昆虫に 対して 多くの実験を
行いました。


これらの作戦は、米国の
生物兵器プログラムの
米軍昆虫戦争の一つです。

 



The Pentagon: How to kill 625,000 people for just $0.29 cost per death
国防総省:死者1人あたり、わずか 

0.29ドルの費用で 625,000人を殺す方法。


 


1981年の米陸軍の報告は、

黄熱病に 感染した

ネッタイシマカによる、

16都市同時攻撃と、

 

野兎病エアロゾル攻撃の
2つのシナリオを比較し、

コスト、死傷者における 
有効性を評価しています。



  


ビッグ・イッチ作戦:生物戦で 

病原媒介物として使う為の 

 

熱帯ネズミノミ、

ケオプスネズミノミ

生存性を 見極める為に
野外試験が行われました。



ビッグバズ作戦:100万もの
ネッタイシマ蚊が 造られ、


1/3が 弾薬に入れられ、
航空機から投下、
または地上から撒かれます。


蚊は 空中で生き延び、
積極的に 人の血を求めました。




出典:米国、ヨーロッパNATO諸国に対する

潜在的危険性としての昆虫戦争の評価・米軍1981年3月レポート


メーデー作戦:ネッタイシマ蚊は、
コードネーム、メーデーという
作戦中、ジョージア地上に撒かれました。

 


 


「ネッタイシマカの大量生産」など、

1981年、米陸軍レポートの
一部が 機密解除されていない為、


プロジェクトは 現在も進行中の
可能性があります。



ネッタイシマカは
黄熱蚊とも 呼ばれ、
米軍の 作戦で広く
使用されています。



同じ種類の蚊が、

デング熱、

チクングニア熱、

ジカウィルス

媒介動物であるとされ、

新生児に遺伝奇形を 引き起こします。

 

 

画像 : DCD疾病対策予防センターから。

 

 

 

 

次回 :  米国 国防総省生物兵器 - ベルウェザー作戦 -  #3

 

 

 

 

 

 

 

関連記事:米軍バイオラボ バイオ兵器及び「病気原因薬剤」の産出

 

「コロナウィルスの 人為的可能性は 否定できない」元国連兵器委員会 Igor Nikulin

 

 

 

 

ー 私について Dilyana Gaytandzhieva  ー