人間の証明 角川映画 



 

 

 

内容もすっかり
忘れてる所で
借りてみました。


松田優作さんの
大ファンは 
ないと思うけど、


 

自分の中で 松田さんが
出ている映画は 

内容がごっちゃに
なっちゃう…



蘇る銀狼、
野獣死すべし、
と これとか。



松田優作の
演技はいい。

 

 



独特。

 

 

今のイケメンとか
ではない、

男っぽい感じと
声がいいですね。

見た目は時代感じれど
演技は 古臭くないし、

僕も日本の役者の
詳しい知識はないけど、

こういう才能のある
役者は 恐らく
今日本にいないでしょう。


冒頭黒人ダンサー
ばかりのファッションショー
から始まります。

ここは長くて スキップしたく
なるんですけど

映画を 最後まで見れば ここは
全然無駄なシーンではなくて、

”よい映画に 無駄な
シーンは ありません!”


ここに 一つのメッセージがあり、
母親は 進駐軍に強姦され出来た
黒人の子が 引っかかっている、 
なにか悔いているという

気持ちの表れであり、
伏線、その印象付けなんですね。


~メッセージ性~

一言でいうと、
トラウマ、業”ごう”を
背負って 苦しみ生きてる 
戦後、日米の各世代って感じ。

今の ゆとりの人達は
考えられない
世界だと思いますが、

日本とアメリカは
しなくてもいい戦争で 

日本人は 虫けら同然、
殺してもなにしても
いい存在と 位置づけて 

だから 戦中、戦後日本では
沢山の悲劇が ありました。



 

昔の角川映画は
粗削りで独特の世界観、
いつもカオスを感じて、

 自分が大人になった
というのもあるのかも
しれないけど、

じっと 見入っちゃいますね。

昭和の バタ臭い感じも
いいんだよね。

 

 

 

 

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ラストの 印象的な
山の映像は すごい、

一発どり?


今だったらあのシーンは
役者別撮りして背景は
CG合成ありだろうけどね。


 

映画は やはり
監督の創る世界感と、

メッセージ性、
これにつきます。

これが あるから

いつまでも 何処か
心に引っかかり、

忘れたころに
印象的部分を
思い出して

「あれって、
…なんだっけ?」


…また見ようか、
と思うのです。

それがいい映画と
いうものです。


現在そういった
印象的な 映画は
いくつ存在するの
でしょうか。

 

 

 

 

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