漫画家 このどんとさんの 件 を まとめました。
少し、長い話ですが、 お付き合いください。
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確か ８日か、９日夜？
更新しての シャットダウン後、
すぐに 起動スイッチを入れると
PCが 立ち上がらず、完全にクラッシュしていて、
一人で ああでもない、こうでもないと
唯一ネットにつながる小さい タブレット片手に
一日中検索し、色々試しても らちが明かず、
こうなると、いつも頼りにしている
〈漫画家さん 〉友達がいて、連絡するのが
毎度のパターンである。
「ぁぁ、 また 大ｘ君〈苗字〉は バックアップを
とってないとか、色々言われるなぁ～・・」 などと、
いつものセリフを 思いつつ、
友達の ”自分の通称”カモさんへ 電話をしてみる、
しかし 家電に 電話しても つながらない…。
一応携帯も かけたが 電源を切っている。
〈この人、基本携帯は 使わない人なので
スイッチは いつも切っているのです。〉
２１半か ２２時頃？ 遅くない時間帯だったと思うが、
「もう寝てるのかな？」とも思い、次の日へ。
次の日、朝１０時前後に 電話するが、
また長い待ち時間と、電話機の設定アナウンス、
「ファックスに おつなぎします。
電話の方は しばらく経ってから、
おかけ直し下さい。」 という、いつもの応答。
・・いない。
１時間くらいしてから もう一度かけてみるがダメ。
あの人が朝からいないので 「珍しい、」 と思う。
というより、 昨日夜からなので おかしいと 思った。
泊りで 出かけるような事はしない
インドアタイプなので 何か あぅたのかな？
親戚の家で 何かあって…顔を 出しているとか…、
こっちの間が 悪く、 偶々あちらは 忙しいのだろう、と。
勝手に 結論付けた。
メールも 慣れないタブレットで
一応、出してはみたが、返答はない。
とても 変に思い、モヤモヤとした
おかしな感じと、心配はしたのだけど、
こっちも PCが壊れ、途方に暮れていたので、
一通り、復旧方法は試した後、 復旧は 諦め、
オークションで 手ごろな値段、
キャパのPCを その日は検索した。
一応、その日も 昼、夜と 連絡はしている。
また次の日になり、鴨さんが
気になってしょうがないので、
朝早く、”１０時頃” 電話をするが、
自動応答、同じパターン。
家から、チャリ”タイヤロード仕様のMTB”で ４０分くらいなので、
天気も 良かったから その日は 出かけてみることにした…。
カモさんは 一人暮らし、
家に 着くと、いつも通りに
駐車スペースには車があり、
もっさりとしたバイクが
玄関には 駐めてあった。
しかし 玄関の呼び鈴を ならしても 出てこない。
そして、 １階の雨戸は 全部、閉まっている。
カモさんの 生活空間である、２階部屋の窓に 向かって
「カモさ～ん！」 と いつものように 呼んでみるが、応答はない。
ふと、車を見ると、 駐車スペースに かけてるのを
見たことがない プラチェーンが かかってた…。
出かけても 精々近所の散歩か、
アキバへ 行くくらいで、泊りで出かける人ではない、
やはり 変だ、と思い、 お隣さんが何か
知っているかもしれないので、初めて訪ねてみた。
呼びリン鳴らすと、
中から、ご年配の…奥様が
細く開けたドアから、
そろそろ・・と 出てこられて、
「・・ゆきちゃんね、
”小さい時から 知っているので 下の名前で呼んでいる”
亡くなったのよ！」 という。
「えっ・・・！？！？」
・・そう言われて、言葉がでなかった。
お隣さんが いうには、４月頭前後に
夜、警察が 来て、「亡くなられました。」 と 言ったそう。
すぐに 警察が来たという事は 最後の力で、
いよいよという時に自分で 電話したのだろうか？
お隣さんの 話では 一週間以上たつのに、
〈自分が訪ねたのは 確か１２日？〉
すべては そのままで、 誰も 身内らしき人などは、来ていなく、
詳しい死因などは、お隣さんも よくわからない。
お隣さんから聞いた 安置されているという、
警察署まで 事情を 聞きに行ってみた。
しかし、結果は 門前払い。
身内にしか、何も お答えできないという一点張り。
その後、どうなるのか、くらい知りたいし、
できることがあれば、してあげたいのに それでも
何も お答え出来ないという。
全く 人間味のない対応の 案内の女や
警察官には 何言っても無駄と悟り、
怒りを 我慢して警察を 出る。
何となくは こんな展開も 考えてはいたが、
でも いざそうなってみると 頭も回らなく、
おかしな疲労感と 役立たず、結局 他人は
何も出来ない、という 虚しさ、虚脱感に
気持ちが 支配されていた。
時間は まだ３時半。
気分が 悪かったので、
何か気晴らしがしたい…
帰り道から近い、この辺で好きな場所である、
野川公園へ 久しぶりに行った。
葉桜だったが まだきれいに 咲いていた。
いい構図だと 思って タブレットで撮ったけど、奥の桜が よく見えないです…。
時々 吹く風で 散っていく 桜を 眺めながら
もんもんと 先ほどの事や、色々を、考えた。
しかし 春に 逝く なんて、なんとも…。
映画、漫画、アニメ、小説 〈自分は ほとんど読まないけど〉
あの人は 色々知ってるし、中々突っ込んだ作品分析とか、
プロット、構成の話を 細かく 語る事のできる
知り合いは 数少ない。
また時間を気にぜず、夜遅くまで遊べる場所が
無くなったのは なんとも、残念で、
大晦日、正月は 暇だったのに、
何故遊びに行かなかったのかと 悔やんだり…。
見晴らしのいいところに 座って、
風景見ながら 日が落ちるまで ぼーっとして、
考えたり、考えなかったり…。
「ＰＣが クラッシュしたのも
もしかしたら サインだったのだろうか。」
なんて 考えてみたり。
オカルト話に 興味はないが、
よく言う 虫の 知らせっていうのは
動物に 備わっている機能では
ないかと思うことが度々、僕は経験である。
例えば、蜂など 昆虫の交信する、
フェロモンのようなものとか。
クラッシュは・・・偶然か、
それともかもさんの 何かしらの
エネルギーが やったのか。
〈 …なら 直してください。 ； 〉
家に 帰り、まだ 自分に出来ることは、昔の知り合いへ
今日あった話を 伝える事が残っているので、
古い電話機の電話帳から〈 登録して なかったので、〉
何年も 連絡していなかった仲間に 電話をかけてみた。
昔は 漫画家だったり、アシスタントだったり…
大手”ヤンジャン”で 連載きまりそうだったのに、
プレッシャーから 逃げた輩とか、
皆さん 自分よりも 年上だったが、
よく 徹夜して 正月ゲーム大会やったり、キャンプしたり、
暇さえあれば 思いついた事をして 遊んでいた仲間で、
連絡ついたのは メインメンツの ２人だけだったが、
２人共、何年振りだったので話は弾んだ。
そして 近いうち、鴨下さんの
お別れ会かねて集まろう、という話になった。
皆、それぞれ違う 生活があり、
こんな 切っ掛けでもないと、今は
集まれないというのは 皮肉な話である。
画像は また 後日行き、落葉など 掃除しながら
記憶として みんなに 送ろうと思い、撮った画像。
主”あるじ”無き、品物”物体”は 物悲しい。
今、うたかたの夢の世界で、自分達は 生きている。
昔の人が言った、すべては 泡だ。