人権は自然をも支配する | 保守犬ポチ教育

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現役の先生や先生を目指す方の転ばぬ先の杖になればと考えて、保守的な姿勢で教育や世相を語ります。民主党政権に対する幻滅が起爆剤となって戦後日本に疑問や危惧を持ち始めました。

   人権は自然をも支配する

 スイス政府の気候変動対策は「人権侵害」と言われてしまったとか。

 この記事を見て疑問符が浮かんだのは私だけでしょうか。①気候変動対策の〝不備〟は「人権侵害」の対象になるのだろうか ②EUに加盟していないスイスがなぜ欧州人権裁判所の裁定に従わなければならないのか ③会員2千人超の高齢女性の団体がなぜ提訴できるのか ④なぜ中国やロシアを提訴しないのだろうか ⑤人権というのはそんなに普遍的価値のあるものなのだろうか ⑥人権というのは各国の主権を超越するシロモノなのだろうか。

 例の環境絶対宗教家のグレタ嬢が大喜びだが、日本人には理解不能です。

 北朝鮮を始め専制国家も人権を標榜していることからも分かるとおり、非常に曖昧で怪しげなものです。政治的に乱用されていると考えた方が妥当でしょう。

 ところが、日本人の中にも人権絶対主義みたいな面々が少なくありませんが、少なくとも学校教育では人権教育などというシロモのなど、推進すべきものではないのです。

 

【資料】産経新聞 令和6年4月10日 欧州人権裁判所、スイス政府の気候変動対策は「人権侵害」と初判断 各国に影響も