避難学校の解錠 | 保守犬ポチ教育

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現役の先生や先生を目指す方の転ばぬ先の杖になればと考えて、保守的な姿勢で教育や世相を語ります。民主党政権に対する幻滅が起爆剤となって戦後日本に疑問や危惧を持ち始めました。

   避難学校の解錠

 能登半島地震発生時に、避難者が小中学校8校に来たのですが、施錠してあったというのです。令和6年の1月1日16時10分に発生したのですから教職員が不在なのは当然のことです。

 しかし、避難者にすればやっと辿り着いたのに入れないというのは困惑する状況です。避難者がガラス窓を割ったのも理解できます。地域の方が鍵を預かっているケースがあるのですが、なかなか連絡が取れない事が少なくないのです。

 そこで、各地の自治体では、①屋上につながる外付け階段の前に蹴破れるドアを設置 ②避難所の鍵を暗証番号で開けられる電気錠 ③震度5弱以上で自動的にふたが開いて鍵を取り出せる箱・・・といった工夫をしています。

 現状では③の方法は次善の策だと考えられます。いずれの方法であれ校舎そのものを『学校再開できる避難所作り』で述べたように、「避難エリアと教育エリアを完全に分離」した校舎にしておかなければならないのです。

 

【資料】読売新聞 令和6年1月18日 避難者が到着時に小中学校8校で施錠状態、ガラス窓を割って中へ…震度5強の富山市