社会科教師の思い込み | 保守犬ポチ教育

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現役の先生や先生を目指す方の転ばぬ先の杖になればと考えて、保守的な姿勢で教育や世相を語ります。民主党政権に対する幻滅が起爆剤となって戦後日本に疑問や危惧を持ち始めました。

   社会科教師の思い込み

 団塊世代の少なからぬ教師は左がかっていたのは事実だし、その影響は今でも残っています。

 本著の中で有本女史は、「ベトナムはこれで社会主義国になる、素晴らしい国になります」「人民公社というのは、素晴らしい。人類の理想郷のようなものだ。人民公社にあるものは何もかもみんなのものなんだ。個人所有じゃないんだ」と左巻き教師に教えられたといいます。

 罪な教師がいたものです。今ではこんな事を誰も信じません。現に、中共かに日本に帰化した石平さんは「その時代はパンツも一枚しかなかったから、人民公社に誰か外国人が訪ねてきたら、そのパンツをはいた一人しか外に出られなかった。そういう時代だったのに、何を言ってるんだ。みんなのものじゃなく、一つしかないのを仕方なくみんなで共用していたんだよ」と語っていたとか。笑えない真実です。

 共産主義、社会主義が素晴らしい、という思い込みが日本社会に無駄な紆余曲折を招いていて、少なからぬ教師がそれに加担してきたのです。

 このように教師の責任は重く日本の将来に多大な影響を与えてしまうということを肝に銘じて教壇に立たなくてはならないでしょう。

 

【資料】「『日本国紀』の副読本」 百田尚樹・有本 香著