ウクライナ鉄道と有事の学校 | 保守犬ポチ教育

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現役の先生や先生を目指す方の転ばぬ先の杖になればと考えて、保守的な姿勢で教育や世相を語ります。民主党政権に対する幻滅が起爆剤となって戦後日本に疑問や危惧を持ち始めました。

   ウクライナ鉄道と有事の学校

 ロシアによるウクライナ侵攻でウクライナの各種インフラはズタズタの状況です。鉄道もロシア軍の目標になり破壊されました。

 しかし、ウクライナ鉄道職員はただちに「駆けつけ、復旧作業に着手する。作業期間中は迂回ルートを確保することで運行が滞ることはない」というから大したものです。

 これを他山の石と考えると、日本でも自然災害、あるいは半島や台湾有事といって非常事態にどう備えるかが大事です。

 学校教育も他人事ではないのです。学校も破壊されることを想定すべきでしょう。教師にも故障が出ることを想定しましょう。平和時と同様な教育活動は困難です。教師人数の確保、教材の確保など問題が山積みになることが予想されます。

 敗戦直後、日本は廃墟の中で教育活動を再開しました。そんな事態を考えれば教科書が無くても手近に入手できるもので工夫するしかありません。

 また、教育課程についても平生から教師は頭に「非常時計画、時間割」を刷り込んでおくべきでしょう。

 何かが起きた時に慌てないように事前にしっかりと準備しておくことが必須です。

 

【資料】東洋経済オンライン 令和4年10月3日 ウクライナ鉄道CEOが語る「日本人に望むこと」 戦時下の運行体制や戦略を単独インタビュー