REUTERS『米ウィーワーク、来週にも連邦破産法11条適用申請を計画=関係筋』
ソフトバンクが肩入れして、あれよあれよという間に大きくなったウィーワーク。
ついに破綻です。
シェアオフィス事業なんて所詮不動産の時間貸し。
ファインテックとか言われてましたが、何か革新的なことがあったわけでもなく、何故ソフトバンクグループが20億ドル以上出資したのか理解に苦しみます。
賃貸業なので、そんなに大きく儲けが出るわけでもなく、地道にやっていけばそこそこ儲かる程度。
急に大きくすれば、管理が行き届かなくなったり、あまりよくない物件掴んだりしますしね。
それでも、日本法人の出だしはよかったんです。
新進の有名企業が顧客となっています。
好アクセスハイグレードビルを謳っていますから、きれいでかっこいい。
でも、基本はビルを借り上げて、それを小分けにして貸し出す、サブリースみたいなもの。
フレキシビリティを謳っていますが、いい時にはいい方に回るんです。
価格対効果を考えた時や、事業縮小時に、さらにコロナも、そして反対に回り始めて、顧客流失。
とはいえ、日本法人がどうなるかの報道はまだ見当たらないですけどね。
経営者のカリスマ性で大きくなったようなものですが、日本法人のHPをのぞいてみるとそれが感じられる部分もあります。
「WeWork とは」の中に
ここにいると、生き方が楽しくなる。
ここにくると、変化が嬉しくなる。
ここで話すと、共感できて自信になる。
変化が欲しいとき。気づきが欲しいとき。
自分が変わりたいとき。社会を変えたいと思ったとき。
WeWork のコミュニティをのぞいてみよう。
私たちの考えるコミュニティとは、先進的な想いが集う、可能性の空間。
WeWork で変化することは、私たちの未来を創造すること。
ここにいること。それがあなたを成長させる。
場を貸してるだけではない、空間であなたを迎えている。
あなたの可能性に、わたしたちもコネクトする。
つながりは、変化と創造を先進的に誘なうでしょう。
WeWork で変化することは、私たちの未来を創造すること。
なんか新しい宗教の様。
とはいえ、20年に満たない短い時間にこれだけ会社大きくして、最後の破綻まで走り抜けたのを近くで見てた人は、ある意味愉しかったでしょうね。
関係者の皆様、あと少し整理が残っているでしょうが、お疲れさまでした。
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