REUTERS『中国碧桂園ドル建て債、初のデフォルト宣言=BBG』
恒大産業も数年前からデフォルトだ債務超過だと言われ続けているにも関わらず、何故か生き延びています。
恒大産業並みの負債。
碧桂園ドル建て債は1940億ドルと言われております。
ちょっとした国の国家予算です。
例えば、GDP56位ハンガリーはGDP1818億ドルです。
約2000億ドルのドル建てのうち、約150憶ドルが1年以内に返済期限を迎えるとのこと。
記事は、2025年満期の債権の利払いができていない。
手元資金は140億ドル程度と言われておりますが、そんなにあるはずなのに払えない…
恒大産業に比べて財務は健全と言われていていたのに、このありさま。
本体だけでなく、その周りの企業も怪しくなってきますし、取引銀行だって無傷とは言えませんよねぇ。
小さいところは切り捨てて、大きすぎてつぶせない所はずるずると延命を続けるんでしょうねぇ。
このあたりの不透明さは先進国と言われる国々とは違うところですね。
非常に、不透明。
振り返って、我が国の都市部では、かの国マネーが幅を利かして、高額マンションを買いあさっていると噂されております。
かの国の経済の足元に火ついてる状態なのに、いつまでそれが続けられるのか不思議です。
あくまでも、不動産部門だけが不況で、それ以外は絶好調なのでしょうか?
外国からの投資も、例のスパイ法で躊躇されたり、思ったより内需が伸びなかったりで、減少が続いています。
かの国の統計もあてにはならず、果たして成長しているのか否か不明。
一体この先どんな風になるのか、五里霧中って感じです。
ソフトランディングできるのか、ハードランディングになるのか、すべてがうやむやでわけわからなくなるのか…
ただあまりにも無茶やられると、リーマンショック以上の影響が出るやもしれませんね。
リーマン・ブラザーズが負債総額6000億ドル超となる史上最大級の規模で倒産したことを契機として発生しました。
かの国の不動産負債はリーマンよりも10倍程度と言われております。
勿論、すべてが怪しいわけではありませんし、リーマンショックは15年ほど前ですのでお金の価値も変わってますし、世界中の金融機関が関わっているわけでもありません。
ただ、リーマンショックの最初のころ、日本は影響は小さいと言われていたにも拘らず、その後世界で一番と言っていいぐらい、復活が遅かったことを考えると、用心に越したことはないですね。
あなたはかの国の経済は壊れないと思いますか?それとも…
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